長野県飯綱町と凸版印刷は10月12日、地域社会の活性化に関する包括連携協定を締結した。具体的な連携の取り組みとして、町立三水小学校でのプログラミングを活用した授業支援、LPWAを活用したセンサー情報の収集と活用実証、地域雇用促進に向けたワーカー教育やインターンシップの実施などを予定している。
飯綱町は2016年度より「しごとの創業・交流拠点整備事業」を推進し、凸版印刷は本事業の企画から運営までの業務を受託し、飯綱町と協力して事業を行ってきた。2020年4月には、廃校となった小学校を活用した施設「いいづなコネクトEAST」内に凸版印刷のシステム開発拠点「ICT KŌBŌ(読み:アイシーティーコーボー)IIZUNA」を新設。また、買い物や移動に課題を抱える住民に向け、今年6月から7月末まで、スマートグラスを活用した買い物支援の実証実験を行うなど、地域の様々な課題に両者で取り組んできた。今後さらに多くの課題を解決し、地域社会の活性化を加速させるため、相互連携の強化が必要なことから、本協定を締結した。
本協定における連携事項は以下のとおり。
具体的な連携の取り組みは、町立三水小学校でのプログラミングを活用した授業支援、LPWAを活用したセンサー情報の収集と活用実証、地域雇用促進に向けたワーカー教育やインターンシップの実施など。早速、10月21日と11月4日に、三水小5年生を対象としたプログラミング学習を実施する予定だ。
今後、両者は緊密な相互連携と協働を行い、地域の活性化を図りながら、同様の課題を抱える地域に向けてモデルとなるような先進的な取り組みを発信していく。