横浜市立山内小学校(神奈川県)でこのほど、SDGsをテーマに児童が描いたイラストから無料通話アプリ「LINE」のスタンプを作成する取り組みが行われた。
児童のイラストをLINEスタンプにするというこの取り組みは、同校の校長やPTA、児童、同校の保護者でもあるイラストレーターdokukinoko氏の協働による企画。昨年度はいじめ防止スタンプを作成し販売した。売上金はトンガ王国の小学校に全額寄付され、今年7月に大使が来校したという。
今年度は、「未来を担う子供達にSDGsに興味をもってもらうこと」「自然に学び、意識していくこと」を目的に、SDGs活動のイラストでスタンプを作成することになった。児童たちに、SDGsをテーマに、同校の公式キャラクター「ケアリーフ」のイラストを募集すると、昨年の178点を大きく上回る233点の応募があった。
集まったイラストをdokukinoko氏が加工し、学年別に全9セットのLINEスタンプが完成、このほど販売を開始した。LINEスタンプショップより購入できる。スタンプの売上金は今年度も全額寄付予定で、寄付先は児童たちが考えるという。