小中学生向けの子供雑誌「子供の科学」を出版する誠文堂新光社は、オンラインイベント「古生物学者の恐竜化石講座&バーチャルナイトミュージアムツアー」を10月22日(土)に開催する。
■さまざまな科学体験ができるイベントを子供たちに提供
「子供の科学」では、読者にさまざまな科学体験を提供するオンラインイベントを開催している。今年の夏休みには「古生物学者のおすすめ自由研究講座&バーチャル化石発掘ツアー」と題して、子供たちがアバター姿でミュージアムに入り、化石の上にのったり、いろいろな角度から観察したりして楽しむイベントを開催した。
■オンライン上の「メタバース地球科学ミュージアム」を会場に
10月22日には、地球科学可視化技術研究所の芝原暁彦氏がメタバースプラットフォーム「cluster」の中につくり上げた「メタバース地球科学ミュージアム」が会場に「恐竜化石講座」と「バーチャルナイトミュージアムツアー」を開催する。ハロウィン直前スペシャルとして、ハロウィン仕様のナイトミュージアムを予定している。
【開催概要】
開催日時:2022年10月22日(土) 16:00~17:30
※講座終了後もそのままナイトミュージアム見学・交流が楽しめる。
講師:芝原暁彦氏(地球科学可視化技術研究所)
開催形式:Zoomミーティングおよびメタバースプラットフォーム「cluster」にて開催
参加費:無料 ※コカネットプレミアム(DX) 会員登録が必須
定員:300人 ※先着順
対象:講演会の内容は小中学生を対象とするが、高校生以上も参加可能。
また、家族で一緒に見ることもできる。
申込締切:10月16日(日) 満席になり次第、締め切りとなる
詳細・申し込み:以下のWebサイトから申し込む
【講師プロフィール】
芝原 暁彦(しばはら・あきひこ)
地球科学可視化技術研究所所長。古生物学者、恐竜学研究所 客員教授。博士(理学)。1978年福井県出身。18歳から20歳まで福井県の恐竜発掘に参加し、その後は北太平洋やオマーンなどで微化石の調査を行う。筑波大学で博士号を取得後は、(国研)産業技術総合研究所で化石標本の3D計測やVR展示、3Dプロジェクションマッピングなど、博物館展示と地球科学の可視化に関する研究を行った。2016年にはこれらの技術をもとに産総研発ベンチャー地球技研を設立、「未来の博物館」を創出するための研究を続けている。また東京地学協会、日本地図学会の各委員を兼任。専門は地球科学、博物館学、CAD、GIS。