上智大学は、データサイエンスを実践的に学ぶ大学院「応用データサイエンス学位プログラム(修士課程)」を2023年4月に開設する。社会人の学び直しを視野に、既存3研究科との連携で経済学、経営学、理学、工学、情報学、環境学など多様な学問領域をカバー。「理論と実務の架け橋」をキーワードに、学術的な専門知識とそれを実社会で応用・展開する実践力を併せ持つ実務家の育成を目指す。第1回入試は12月17日。選考方法は10月中旬以降公表する予定。
本プログラムは、2019年に導入された分野横断型の新たな大学院設置形態である「研究科等連係課程実施基本組織(※)」として開設される大学院の修士課程。その最大の特長は、データサイエンスを応用・展開している3つの大学院研究科(経済学研究科・理工学研究科・地球環境学研究科)の専任教員と、特にビジネスの現場においてデータサイエンスの実務経験豊富な実務系教員が協働し、教育を行う点にある。
学術的な専門知識と実務スキルが連携したカリキュラム構成で実践力に重点をおいた指導を行い、即戦力としてデータ活用社会を牽引する実務家に必要な素養を身につける。
また、本プログラムでは、社会人のリカレント教育を使命の1つとしてることから昼夜開講制を採用。授業は平日夜間を中心に開講し、社会人が学びやすい環境を用意する。
(※)研究科等連係課程実施基本組織:2019年の大学院設置基準改正により(同第30条の2)、学内の複数の研究科から専任教員を出し合い、本来の所属研究科の専任教員を兼務する形で、新たな学位プログラムでも専任教員として兼務できるようになった。
■入試に関する問い合わせ
上智大学 入学センター(大学院)03-3238-3517
上智大学大学院 応用データサイエンス学位プログラム 公式サイト