高校生のためのプレゼンテーションキャンプ「GEM Talks」が9月24日、東京都渋谷区の国連大学で開催された。当日は、全国からの応募、厳正なる予選審査を経て選ばれた10名の高校生ファイナリストが「リーダーシップ」をテーマに白熱したプレゼンテーションを行った。
本企画は高校生のチャレンジマインド育成と、表現力、コミュニケーション力の向上を目的とした、ワークショップと英語プレゼンテーションコンテスト複合型の特別プログラムで今回が初開催。日本の若者世代における自己肯定感の低下や、国際人材としての発信力不足といった社会課題を背景に誕生した。高校生が自身の志や未来構想を提言する“場”を作りたい、自身の魅力に気づき、理解を深め、磨き上げるきっかけを作りたい、という人材育成の想いのもと、プログラムが構成されている。
第1回「GEM Talks」は、6月1日~7月31日の応募期間に全国から多数の応募があった。厳正なる選考を経て、予選を通過した10名の高校生ファイナリストは、約2カ月におよぶオンラインワークショップと社会の第一線で活躍するメンターとの1on1セッションを受講し、9月23日の対面ワークショップと翌日の最終プレゼンテーションに臨んだ。
その結果、最優秀賞に輝いたのは、広島女学院高等学校1年崎本恵梨華さん。崎本さんは「As a Leader…」というタイトルで、客観的な視点を持つ平和的な精神を持ったリーダー像を表現豊かに語り、日本のリーダーシップを最前線で支えるゲスト審査員から高い評価を獲得した。
下記公式サイトでは、「GEM Talks」の詳細、各賞受賞者を紹介している。