光文書院は9月28日、小学校向けデジタルドリル「ドリルプラネット」において、児童が選んで学べる「自主学習機能」や学習意欲を高める各機能の追加、そして教師用画面がより使いやすくなるアップデートを実施した。「ドリルプラネット」は、「宿題配信機能」をはじめ、自己学習能力が身につく機能とシンプルでわかりやすい導線が特長のデジタルドリル教材。
「自主学習機能」は「きほん」「れんしゅう」「たしかめ」「テスト」の4段階の学習メニューとなっている。
4段階の学習メニュー
児童が自由にメニューを選択することができるので、自発的に学習に取り組むことで、学ぶことの楽しさを見出す。取り組んだ単元には取り組み済みのしるしがつき、【連続学習記録】や【ポイント制】になっているので、学習の達成度が一目でわかる。児童は日々の自主学習によってポイントが増えていくのを見ることで、自主学習に取り組むのが楽しくなり、学習意欲アップにもつながる。
連続学習記録と学習ポイントが一目でわかる！
児童用画面で以下の3つの機能を追加し、児童がより達成感を得られるような仕様になった。
＜児童用画面＞
■テストマップ
テストマップ
テストで100点をとると、当社のくりかえし漢字ドリル・計算ドリルでもお馴染みの「ピクサー」のキャラクターを獲得でき、取り組みによって絵が完成していく。絵を完成させるために学習に取り組むことで、学習の習慣化につなげる。
■スタンプ
自分の学びをふり返ることができるスタンプ
自主学習が終わるごとに自分でスタンプを選んで押すことができる。「あきらめなかった！」「発見があった！」「できるようになった！」など、学びへの姿勢、学びの内容、学びの結果を表す言葉がついた「ピクサー」キャラクターのスタンプで、楽しみながら自分の学びをふり返り、次の学びに向かう力を育てる。
■学習のきろく
学習のきろく(児童用画面)
宿題・自主学習・テストすべての取り組み状況を記録。学習内容や正解数が表示されるので、自分の頑張りを感じることができ、次の学習へのやる気につながる。
教師用画面で追加された主な機能は以下。先生がより使いやすい仕様になった。
＜教師用画面＞
■児童の自主学習への取り組み状況がわかる
「自主学習」においても児童の取り組み状況を把握できるようになった。個別の学習進度や理解度を把握する材料としての活用も可能。
学習のきろく(教師用画面)
■漢字の判定基準を任意で設定可能
先生が漢字の判定基準を設定することで、慣れないデジタルドリルでの漢字学習に対する学習意欲を保つ。
漢字の判定基準が選べる
同社では現在、学校から申し込んだ児童先着22万人に、費用負担なくドリルプラネットを利用できる実証研究を実施している。申し込みは、光文書院の教材を取り扱っている販売店（販売店が不明の場合は同社窓口）まで問い合わせる。なお、個人向けの提供はない。申し込み受付は2023年2月28日まで。
