大阪芸術大学は、2023年に開場100周年を迎える大阪松竹座との産学連携プロジェクトとして、大阪松竹座開場100周年記念のコラボレーションを展開。デザイン学科の学生が「100周年アニバーサリーロゴタイプ」と「公式キャラクター」を制作した。両者は今後もさらなる産学連携コラボレーションを予定しているという。
本プロジェクトの第一弾として、大阪芸術大学 デザイン学科の学生が大阪松竹座開場100周年を記念するアニバーサリーロゴタイプのデザインを制作。
【ポイント】
・上半分は大阪松竹座の外観正面のアーチをデザイン
・下半分は人と人とを結びつける意味合いを持つ「水引」をモチーフに、様々な「繋がり」や「縁」を表現
【制作者コメント】 デザイン学科 城谷桜咲さん
大阪松竹座のアーチと結びをモチーフにデザインしました。それぞれのモチーフをひとつの円のように配置することで大阪松竹座を通して多くの縁が生まれ、この先も多くの人に愛され、多くの人を繋ぐ存在であって欲しいと願いを込めて制作しました。
さらに第二弾として、大阪松竹座の公式キャラクターを制作。100周年を迎える大阪松竹座が、これからも末永く愛される劇場であり続けるよう、今後公式キャラクターより劇場や公演の魅力が発信される。
【ポイント】
・大阪松竹座の外観正面のアーチを模したハット(窓には100の文字が!)
・大阪松竹座の緞帳「有職麗華」の紋様をモチーフにした「ひげ」
・松の形のポケットチーフ
【制作者コメント】デザイン学科 大島美海さん
シルクハットは、大阪松竹座の建築の特徴である、正面のアーチをモチーフにし、 ヒゲの形は緞帳の模様から引用しています。現代の人たちにも親しみやすく、愛着が湧くような、キュートなキャラクターにしました。