全国の理科教育実践への波及効果が期待できる優れた実践研究に授与される、日本理科教育学会「優秀実践賞」の今年度の受賞者10人が決定した。
日本理科教育学会では、「日本理科教育学会賞」「日本理科教育学会研究奨励賞」「日本理科教育学会功労賞」「日本理科教育学会論文賞」「日本理科教育学会優秀実践賞」を設定し、表彰を行っている。
このうち「優秀実践賞」は昨年度から設定された。「小学校と中・高校の隔年選考」の規定の下、第1回の昨年度は小学校教員が表彰対象で、今年度は中・高校教員が表彰対象とされた。なお、この「小学校と中・高校の隔年選考」の規定は撤廃されたため、次回以降は校種に関係なく推薦が可能となる。
9月24日に開催された日本理科教育学会第72回全国大会(今年度はオンライン開催)で表彰された。この賞を受賞した教員は、同学会の会誌『理科の教育』の特別編集委員に任命され、今後、当該雑誌通常号の特集に関する執筆者の推薦や原稿執筆等にも従事する。
[北海道支部]
森山正樹:札幌市立あやめ野中学校
[関東支部]
十文字秀行:清真学園高等学校・中学校
水野麻里子:千葉市立こてはし台中学校
[北陸支部]
山本伸寿:新潟大学附属長岡中学校
鈴木聡史:福井県立藤島高等学校
[東海支部]
井出祐介:富士市立岩松中学校
佐野嘉昭:愛知教育大学附属名古屋中学校
[近畿支部]
名倉昌巳:高槻市立第九中学校
仲野純章:奈良県立奈良高等学校
[九州支部]
黒木知佳:宮崎県教育庁北部教育事務所