モノグサは9月21日、暗記アプリ「Monoxer」を英単語学習に活用している知徳高等学校(静岡県)の活用事例を公開した。
同校は、普通科のほか情報ビジネス科、福祉科、創造デザイン科の4つの学科があり、専門学科ではインターンシップや実習が多く取り入れられるなかで、卒業後の進路を明確にした指導教育が行われている。普通科、情報ビジネス科、福祉科は2年進級時にコース選択をし、選択したコースで3年まで履修する。
同校では昨年度、大学進学を目指す「普通科大進コース」の1〜2年生にMonoxerを導入した。今年からは大進コース全学年と進学コースの一部に導入し、英検受験に向けた英単語学習ツールとして活用している。全ての生徒が必要な英単語学習にMonoxerは効果的で、少人数で個別指導をする大進コースには学習進度にあわせて活用しやすいという。
導入当初はなかなか利用が進まなかったが、少しずつ生徒の活用率が高まってきた。Monoxerの学習内容と成果に結びつき、モチベーションが高まる良い循環ができているという。現在は8割の生徒が週1回以上利用している。
同校では今年、3年ぶりに英検準1級の合格者を輩出。合格者がMonoxerで英単語を勉強していた生徒であったことで効果実感が得られたことも活用促進につながったようだ。