菅公学生服は9月21日、 中学生・高校生を対象とした「第1回学校制服フォトコンテスト」の入賞者を発表した。コンテストは5月から8月にかけて、「#私たちの青春」をテーマに作品を募集。1238人・2329点の応募があった。最優秀作品(金賞)に選ばれたのは、群馬県立富岡実業高等学校3年・磯貝龍輝さんの「俺たち写真部」。
<受賞理由>
まず最初に、楽しさが伝わってきました。雲の感じもいいですし、前に伸びた影もいいですね。そして、みんなで楽しんで写真を撮っているのが伝わってきます。この写真は「創る」作品だと思います。演出しながら、構成も考え、トータルバランスが素晴らしい、金賞にふさわしい作品です。(審査員長:織作峰子氏)
本コンテストは、「#私たちの青春」を募集テーマとし、全国の中学校・高等学校の写真部に所属、または写真に興味のある中学生・高校生から広く、学校制服を着用した学校生活の写真作品を募集。創造性や芸術性の育成の機会創出、学校教育における芸術文化活動の支援を目的として開催している。
10月2日には、MIL GALLERY JINGUMAE (東京都渋谷区)にて授賞式が行われ、金賞・銀賞・銅賞、審査員特別賞の受賞者に、写真撮影機材などの賞品が贈呈される。
なお、今回の応募作品を掲載したフォトライブラリーも公開しており、各受賞作品をはじめ、さまざまな青春を表現した応募作品を閲覧することができる。
今、この瞬間しかない「青春」というとても尊い、愛おしい時間を1枚の写真に凝縮された作品が多く集まったと思います。同時に、「制服っていいな」と感じられる作品が多かったように感じます。中学校、高校ですと6年間、制服で過ごした自分自身のことも思い出されて、「制服ってよかったな」という感情も蘇りました。
今回の応募作品は、バリエーション豊かなものが集まっていたという印象です。ナチュラルな作品や創りこまれた作品、非常に光を大事に考えて創られた作品、そのあたりのバリエーション豊かな作品が受賞作品に選ばれていると思います。