一般社団法人 情報オリンピック日本委員会と公益財団法人CTC未来財団は、国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ」から生まれた小学生向け情報科学カード型教材を開発した。プログラミングを学んでいる児童が、情報科学とComputational Thinkingの考え方を協同学習するのに適した教材となっている。
本教材500セットを、利用を希望する小学校・教職員を対象に無料で配布している。実施期間は2023年3月31日まで。
ビーバーチャレンジは、小中高の児童・生徒を対象とした「情報科学」と“Computational Thinking”(計算論的思考)に関する課題に取り組むオンライン国際コンテスト。2004年にリトアニアで始まり、2021年度には54カ国から300万人以上が参加する大規模なものとなっている。
今回開発された「ビーバーチャレンジ学習カード」は、小学校1年~4年生向けの40枚のカードと小学校5・6年生向けの28枚のカードで構成。カードはグループワークでも利用しやすいようにA5サイズで、1枚のカードに選び抜かれた良問1題が掲載されている。題材はいずれも、情報科学とComputational Thinkingの考え方に基づくものであり、論理的思考力を育むとともに、プログラミングの基礎となる概念を学べるように工夫されている。
無料配布の申込はこちらの案内ページから。