スタディプラスは9月20日、運営する教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」がリクルートのオンライン学習サービス「スタディサプリ」と学習データ連携を行うと発表した。2023年夏以降に連携を開始する予定。
今回のデータ連携では、「学校向けスタディサプリ」の動画視聴に関するデータ(学習日時・教科・視聴時間)と、Webテストに関するデータ(Webテストの実施有無)を「Studyplus for School」に連携する。
「Studyplus」は、学習者向けの学習管理アプリで、市販のデジタル教材との連携や自作の単語帳など、あらゆる教材での学習記録を付けることができる。また、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」では、生徒が「Studyplus」上で記録した学習ログを、教員が一元的に確認・管理することが可能だ。
教育機関において「学校向けスタディサプリ」と「Studyplus for School」をあわせて活用することで、生徒は「学校向けスタディサプリ」やその他さまざまな教材で学習した内容を「Studyplus」を通じて一括で把握することができる。
「スタディサプリ」の学習データが自動で連携されることにより、生徒は手間なく、スムーズに「Studyplus」上で自身の学習進捗を網羅的に振り返ることが可能となる。同時に教員は、これまで複数のツールや紙で管理していた生徒一人ひとりやクラスごとの学習量を「Studyplus for School」で一括管理することができ、生産性向上につながる。また、個別の学習状況に合わせたより最適な学習指導や進路指導に生かすことが可能となる。