子ども向けSTEAMプログラミング教育を行うプロキッズは、兵庫県姫路市が主催する「アグリテック体験プログラム」の参加者募集を開始した。小学生から高校生までの親子と一緒に、農業ロボットを活用した未来の農業を考える実証実験を10月からスタートする。
アグリテックとは、Agriculture(農業)とTechnology(技術)を組み合わせた言葉で、農業でITを活用し、従来の農業を効率よく進化させていくことを目的としている。最近では、人間が行う農作業をロボットが代わりに行い、負担を大幅に減らせる「スマート農業」が重要になっている。こうした新しい形の農業体験が「アグリテック体験プログラム」だ。
今回は実証実験として、新しい農業を種まきから収穫まで体験する取り組みに挑戦する参加者を募集。姫路市に在住または在勤の小学生・中学生・高校生の親子であれば参加することができる。参加費は無料だ。
本プログラムでは、農作業を自動で農業ロボットが実行したり、畑から離れた場所から畑の状況を把握することができる。毎日、水をあげに畑にいく必要もない。
農業ロボットを活用して種まきや水やりなどに取り組み、収穫した野菜は持ち帰ることができる。参加者が用意した種や苗を育てることも可能だ。
水やり、種まきなどの農作業を遠隔操作で行うことができる「ファームボット」
AIを活用して収穫までの最適な栽培方法を提案してくれる「e-kakashi」
既に機器は設置されており、農作業に必要な農具も利用することができる。子ども達にとって、デジタルデータを活用した遠隔農業の可能性を考える新しい農業体験となる。応募締切は10月2日。
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