カシオ計算機は9月1日、ICT学習アプリ「ClassPad.net」の小学校向け・中学校向け各プランを、NTTコミュニケーションズの教育クラウドサービス「まなびポケット」で提供開始した。
「ClassPad.net」は、オンライン辞書機能や作成自由度の高いデジタルノート、先生~生徒間の課題のやりとりをサポートする授業支援機能、グラフや図形を簡単に描画できる数学ツールを搭載。小学校向けには英和辞典、和英辞典、国語辞典、漢字辞典を収録した「ベーシックプラン」とそれに百科事典を加えた「スタンダードプラン」の2種類を、中学校向けには学習の基本となる英和辞典と国語辞典を収録したプランを、それぞれ提供している。
今回提供を開始した「まなびポケット」は、教職員や児童・生徒が1人1つのアカウントを持ち、さまざまなシーンで多様な教育コンテンツを利用することができるサービスで、すでに300万以上のIDが発行されているなど教育現場で厚く支持されている。従来、「ClassPad.net」は同社独自のIDを保有の上で使用が可能だったが、今後は「まなびポケット」を導入中であれば、「まなびポケット」IDで他のコンテンツと同様に「ClassPad.net」を利用できる。