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記憶力定着アプリ活用後、小4~6年生学力調査「理科」知識・技能の平均点が昨年比で約10%上昇~墨田区立中和小

2022年9月1日

モノグサが提供する、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」が東京都墨田区立中和小学校の児童159名(4~6年生)を対象とした実証事業で活用され、その結果、3学年とも墨田区独自の学力調査で理科の「知識・技能」に関する得点が昨年比で約10%上昇した。

 

 

■実証の概要

本実証では、昨年の学力調査の結果で相対的に得点率の低かった理科の得点率の上昇を目的として実施。1年間の総復習をMonoxerを活用して実施をし、学習期間終了後に受けた学力調査の点数を昨年の結果と比較検証した。

・対象
4年生57名、5年生44名、6年生58名 計159名

・実施期間
4年生(21年度は3年生)、5年生(21年度は4年生)は2022年2月28日〜4月24日の間、6年生(21年度は5年生)は2022年1月31日〜4月24日の間にMonoxerによる学習を実施。学習完了後の4月26日に学力調査を実施した。

・学習内容
児童は、学年ごとに異なる内容の理科の年間復習をMonoxerで学習。Monoxerの学習計画機能に基づいて、全体の学習内容を日割りし、児童はMonoxerが提示した日毎に決められた学習量を学習した。

・実施方法
3校時の前に設定した「10分間スタディ」の時間と日々の宿題の中で、Monoxerによる学習を実施しました。先生はMonoxerのリアクション機能を活用し、毎週月曜と金曜に児童に声掛けを実施し、児童のモチベーション維持を図った。

 

■実証の結果

 

墨田区の学力調査では、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に取り組む態度」の3つの観点で得点率を計測する。

本実証では、「知識・技能」に関する得点率が4、5、6年生全ての学年で約10%上昇した。2021年度は全国平均を下回っていたものの、2022年度は全国平均を上回る結果となった。

また、Monoxerを通した先生方の働きかけによって、児童たちの家庭学習の習慣に変化が見られ学習習慣が定着する結果となった。

 

■墨田区立中和小学校 教務主任 松沼洋介先生のコメント

Monoxer導入当初は、正直なところ半信半疑の部分もありました。導入してみると紙のプリント等による一斉反復学習よりも効率的かつ児童の意欲も高く、徐々に手応えを感じていきました。
Monoxerの導入に合わせて「10分間スタディ」の時間を3校時の前に設定し、学校全体で取り組んだのも大きかったと思います。どの教室でも児童が黙々とMonoxerを中心としたふりかえり学習に取り組んでいました。その成果が目に見える形で表れ、嬉しく思います。

今年度は、紙の漢字ドリルや計算ドリルの購入を学校全体でとりやめ、理科以外の教科でもMonoxerを活用しています。担任が独自にMonoxerで問題を作成することも増え、活用の幅も広がってきました。

7月の個人面談の際には一人一人の取組状況を保護者へフィードバックし、データの活用も進めています。
今後も、より効果的な活用の仕方を模索し、児童の学びの質の向上につなげていきたいと考えています。

 

 

 

墨田区立中和小学校

モノグサ

 

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