世界遺産アカデミーは8月22日、第50回世界遺産検定の申込受付を開始した。
■世界遺産検定とは
世界遺産検定は、人類共通の財産・宝物である世界遺産についての知識・理解を深め、学んだ内容を社会へ還元することを目指した検定。世界遺産への理解・習熟度を基礎から専門分野にいたるまで、幅広く総合的に測る。2006年にスタートして以来、約30万人が受検し、19万人以上が認定されている。受検料の一部は、ユネスコ「世界遺産基金」に寄付され、世界遺産の保護や保全等に活かされている。
【検定日】
公開会場試験 12月11日(日)
CBT試験 11月27日(日)~12月11日(日)
※マイスター、1級は12月11日(日)のみの実施
※マイスターは公開会場試験のみの実施
実施内容詳細
■50回記念キャンペーンを実施中
今回、節目となる第50回検定を迎えたことを記念して特設ページを開設。世界遺産検定にまつわるエピソードを募集する「私と世界遺産検定」などのさまざまな特別企画を実施している。
<Topics1>「私と世界遺産検定」エピソード募集
「世界遺産を勉強して良かったこと」「世界遺産を通じてこんなうれしい出会いがあった」「世界遺産検定を受けて自分がこんな風に変わった」など、世界遺産検定にまつわるエピソードを募集。応募コメントは特設ページで順次紹介する。
<Topics2> 50回検定記念イベント
11月13日(日)開催 第50回記念 特別講演会
東京都新宿区にて、「第50回記念 特別講演会」を開催。講演会では、元UNESCO職員の宮崎彩さんによる講演やパネルディスカッションなどを実施する予定。
12月10日(土)開催 鹿児島特設会場
世界遺産「旧集成館」で試験が受けられる「鹿児島特設会場」を設置。特設会場では、特別料金で検定が受検できるほか、NPO法人 世界遺産アカデミーの宮澤主任研究員による講演や集成館関連施設のツアーを実施する。
<Topics3> 世界遺産アカデミー賞
マイスターに認定者の中から最優秀者1名を選出、「世界遺産アカデミー賞」として記念品と賞状を授与。