桐蔭横浜大学の現代教養学環は、今年の総合型選抜で「小論文を事前に指導・添削する」新しい選抜方法を導入する。
■ワークショップ型の授業を受けて小論文を提出
この新しい選抜方法では、オープンキャンパスの来学者(高3生)を対象にしたワークショップ型の授業を実施。その成果を小論文として後日、電子メールもしくは郵送で提出する。ワークショップ担当教員の数度の添削を経て、学環が定める基準をクリアしたと認められると「修了証」が発行される。
■入試前にアカデミックスキルを育成
学環の総合型選抜では小論文試験が課されるが、この修了証があればそれが免除される。「育成型入試」は他大学でも見られるが、このように入試前にアカデミックスキルが育成される仕組みは例がなく、獲得したスキルは他大学受験においても役に立つ。
■ワークショップはオープンキャンパスに合わせて実施
桐蔭横浜大学ではこの選抜方法を9月・10月・12月・2023年3月の総合型選抜で実施。ワークショップは8月20日(土)・21日(日)のオープンキャンパスの午前・午後に計4回、テーマを変えて実施する。
■詳細は桐蔭横浜大学の受験生応援サイトで確認
ワークショップのテーマは、8月20日が「地域社会学」「国際コミュニケーション学」、8月21日は「心理学」「マーケティング学」。詳細は桐蔭横浜大学の受験生応援サイトにて公開中。
【桐蔭横浜大学 森朋子学長 コメント】
新設の現代教養学環を象徴する、学びの芽を伸ばして育てる試みです。本学を受験する・しないに関わらず、思考力と表現力を磨くチャンスとして捉えてほしい。