熊本市教育長、奈良市教育委員会登壇イベントとして、スタンドバイは「誰一人取り残さない、いじめ対応・不登校支援を考える〜ICT導入を日本一早く取り組んだ自治体に聞く、ICTはいじめ対応・不登校支援に有効か?〜」を8月23日(火)にオンラインで開催する。
■地方自治体や学校で、いじめへの早期対応の動きが
2013年のいじめ防止対策推進法の成立・施行を受け、地方自治体や学校ではいじめ防止対策が重点課題の一つとなった。その結果、2020年の文部科学省の報告では、いじめ認知件数が517,163件と2014年の3倍程度となるなど、いじめを積極的に発見し、早期対応がなされる動きが見られている。
■いじめに対して様々な取組を進めてきた熊本市の現状を伝える
今回登壇する熊本市は、いじめ無記名アンケート、いじめによる不登校児童生徒調査、第三者による体罰事案確認体制など、様々ないじめ防止・不登校対策を精力的に取り組んでいる。今回は第1部で熊本市の遠藤洋路教育長が「なぜそのような取組を推進できるのか」、「いじめ・不登校についての今後のあり方」などについて講演する。
■いじめ対応・不登校支援のためにICTは有効かをテーマに話し合われる
第2部では、熊本市の遠藤教育長に加え、コロナ禍において率先してICT環境を整備した奈良市教育委員会、ICT導入を現場で進めた元公立中学校教員の中村柾氏など立場の異なる教育関係者を迎えて、「誰一人取り残さない、いじめ対応・不登校支援のためにICTは有効か?」をテーマにパネルディスカッションが行われる。
<スケジュール>
【第1部】9:30~10:30 熊本市教育委員会 遠藤教育長による講演
テーマ「熊本市のいじめ・不登校対策の取り組み」
登壇者:熊本市教育委員会 遠藤洋路教育長
【第2部】10:30~11:30 パネルディスカッション
テーマ「誰一人取り残さない、いじめ対応・不登校支援のためにICTは有効か?」
登壇者:遠藤教育長、奈良市教育委員会指導主事、中村柾氏(元中学校教員)
司会:スタンドバイ 株式会社 谷山
<開催概要>
日時:2022年8月23日(金) 9:30~11:30
対象:教育委員会、教職員及び教育関係者、教育に興味関心のある人
形式:Zoomを活用したオンライン会議
参加費:無料
申し込み:以下のWebから申し込む