角川ドワンゴ学園 N高等学校およびS高等学校はアスリートクラスを対象とした夏季特別プログラムを8月24日(水)に実施。未来のトップアスリートたちを学園として支援するため、競技を超えた同世代の横のつながりをつくるとともに、一流の講師陣からの特別講義を通じてアスリートとして活躍するために必要な知識を身につける機会を提供する。
■46人の生徒がアスリートクラスに所属
N高等学校・S高等学校には、スポーツ活動において特に秀でた成績を収めている生徒を対象としたアスリートクラスがあり、現在46人の生徒が所属している。アスリートクラスは、スポーツアスリートを知識面・進路面・コミュニティー面・活動面でサポートすることに特化している。
■アスリート同士のコミュニティーづくりや特別プログラムなどを実施
アスリートクラスでは海外大学への進学支援や、活動する競技の垣根を越えて高校生アスリート同士が交流できるようなコミュニティーづくり、アスリートに共通して役立つ知識を身に付けるための特別プログラムなどが行われている。
■心身のトレーニング方法などを学ぶ
今回の夏季特別プログラムでは「現在の自分を知る」をテーマに、アスリートとして活躍するために必要となる心身のトレーニング方法などについて学ぶ。そのほか、社会に出てからも必要となる金融知識をもとに、セカンドキャリアについても考える。
■スポーツ健康科学部客員教授の荒木氏や資産運用 YouTuberの小林氏を講師に
講師には、順天堂大学 スポーツ健康科学部客員教授でラグビー男子日本代表の元メンタルコーチである荒木香織氏、資産運用 YouTuberとして活躍する小林亮平氏、ヨガ指導者の大石修子氏、ワントゥーテン代表取締役社長の澤邊芳明氏を迎えて行われる。
■地方や海外の生徒に向けてZoomでの参加も可能
なお、プログラムは都内施設で行われるが、Zoom でも参加できるようにすることで、地方や海外にいる生徒も共に学び交流できる時間とする。
<2022 年度アスリートクラス夏季特別プログラム 概要>
2022 年 8 月 24 日(水) 11:00~17:50
11:00~11:30
当日の説明、N高・奥平博一校長からの挨拶、アイスブレイク・生徒同士の交流
11:30~12:00
澤邊芳明氏による講義「ポジティブスイッチ」
12:00~13:15
昼食、ボッチャ/CYBER WHEEL 体験
13:15~14:45
大石修子氏による講義・トレーニング 「アスリートヨガ~回復力を上げ、パフォーマンスの質向上に繋げる『リカバリーヨガ』」
15:05~16:05
小林亮平氏による講義「高校生アスリートのうちから知ってもらいたいお金のこと」
16:20~17:20
荒木香織氏による講義「パフォーマンス発揮のためのメンタルスキル」
17:20~17:50
1日の振り返り
<講師プロフィール>
【荒木香織氏】
順天堂大学 スポーツ健康科学部客員教授、CORAZON チーフコンサルタント。米国にて修士課程、博士課程を修了 (Ph.D. スポーツ科学:スポーツ心理学専攻)。 主な研究分野は、スポーツにおける完全主義傾向、リーダーシップ、環境とレジリエンス。最新の科学的知見を基盤に、トップアスリート、コーチ、アーティスト、及び企業等へパフォーマンスサイコロジー®のプログラムを提供。これまでに、ラグビーワールドカップ 2015 における日本代表の歴史的勝利をはじめ、メダル獲得や複数のプロリーグ優勝等に貢献。
【小林亮平氏】
1989 年生まれ。横浜国立大学経営学部卒業後、三菱 UFJ 銀行に入行。同行退社後、ブログやSNSで資産形成の入門知識を発信。現在は YouTube「BANK ACADEMY」の運営に注力している。「超初心者でも理解できるよう優しく伝える」をモットーに、自作のイラストを駆使した解説や、フォロワーからの質問に対する丁寧な返事が好評を得ている。
【大石修子氏】
ヨガ指導者・一般社団法人アスリートヨガ機構アスリートヨガ指導員。横浜市出身、1972 年生まれ。活発な子供時代を過ごし、バトントワリング・水泳など様々なスポーツに親しむ。歯科衛生士とし医療業界で勤務時にヨガと出会う。ヨガを実施したあとの心地よさ心身への影響に興味を持ち、ヨガスタジオに通いヨガを実践する。ケンハラクマ氏との出会いからケンハラクマ氏を師としヨガを学び深め、現在に至る。現在は横浜市内・都内を中心に年間700 以上のレッスン、10,000 人以上の人とヨガを行っている。
【澤邊芳明氏】
ワントゥーテン代表取締役社長。1973 年東京生まれ。京都工芸繊維大学入学後、18歳の時にバイク事故に遭い、手足が一切動かない状態となる。復学後、24歳で創業。XRとAIに強みを持ち、総勢約120 名からなる近未来クリエイティブカンパニー1→10(ワントゥーテン)を率いる。自身の体験から現実と仮想空間を横断し、あらゆる人々が自由に知性を拡張できる未来の実現を目指す。著書に『ポジティブスイッチ 絶望からの思考革命』(小学館)。