(一社) 大学スポーツ協会(UNIVAS)は安全安心な大学スポーツの環境を整備するために「安全安心セミナー」を定期的に開催している。「安全安心セミナー」の第2回が「心停止の予防と対策(AEDの使用法も含む)」と題し、8月30日(火)にオンラインで開催される。
■アスリートの怪我や故障などのリスクを減らす
UNIVASは怪我や故障などのリスクを減らし、重篤事故を事前に予防や対策することでアスリート活動を充実させ、ベストなパフォーマンスにつなげられるように「安全安心セミナー」を開催。第1回は夏場に起こりやすい「熱中症」をテーマに行われた。
■心停止による心臓突然死の予防と対策について紹介
第2回目は、様々なスポーツ種目の活動で起こり得る心停止による心臓突然死の予防と対策について、AEDの活用法も含めたセミナーを8月30日に開催する。
■重篤事故に繋がる熱中症や脳震盪などの予防や対策を伝える
UNIVASでは、運動部における外傷・傷害の傾向について取りまとめた「UNIVAS大学運動部活動におけるスポーツ外傷・障害の傾向」の調査を実施。その結果などを踏まえつつ、重篤事故に繋がる熱中症や脳震盪などの予防や対策を伝え、指導者、管理者、運動部学生が適切な対応を行えるように啓発している。
■スポーツ活動が安全に行えるように
今年度UNIVASは、安全安心セミナーを定期的に開催することで、大学スポーツ活動が安全で安心して行える環境を整備していく。
<UNIVAS安全安心セミナー2022>
テーマ:【第2回】心停止の予防と対策(AEDの使用法も含む)
開催日時:2022年8月30日(火) 19:00~20:00
開催方法:オンライン
参加料:無料
定員:500人
対象者:運動部学生および運動部の管理者、指導者(未加盟大学、競技団体を含む)
申込方法:以下のWebから申し込む
講師:田中秀治氏
(国士舘大学大学院救急システム研究科 研究科長、UNIVAS安全安心作業部会)
※プロフィール
1987年 杏林大学大学院 修了。国士舘大学体育学部教授等を経て、2016年より同大学大学院 救急システム研究科 研究科長を務める。一般財団法人日本救護救急財団 理事、一般社団法人HeartSaverJapan 理事長、一般社団法人日本臨床救急医学会 理事、一般財団法人日本AED財団 理事ほか。病院前救急医学の研究者・指導者・教員を輩出し続けるとともに、日本救護救急学会において、東京2020オリンピック・パラリンピックのファーストレスポンダー教育・研修に携わる。
<今後のスケジュール>
2022年10月 頭頚部外傷の予防と対応
2022年12月 スポーツ時の安全管理体制の構築
※日程と時間は決定次第UNIVASオフィシャルサイトで公開