埼玉県川口市立前川小学校は教員や事務職員の業務負荷軽減に向けて、小学校では初となるエンペイの集金業務サービスを導入した。
■現金での回収が大きな負担に
それまで前川小学校では教材費や修学旅行費などを現金で回収しており、全校分の集金を担任21名と事務職員で担当するなど大きな負担となっていた。また、児童に現金を持ってきてもらうことも安全面から避けたいと思い、キャッシュレス化の検討を進めてきた。
■保護者が自分に合った支払方法を選択できる点が魅力
そこで、集金業務の負荷も軽減できる上、電子マネーやクレジットカード、コンビニ払いなど決済のバリエーションも豊富で、保護者が自分に合った支払い方法を選択できる点に魅力を感じエンペイを導入した。
■集金袋を配布・回収していた手間が一気にゼロに
エンペイを導入した結果、集金に関する負担がかなり軽減された。それまで教員や事務職員が新学期に集金袋を作成して、その集金袋を集金の度に配付・回収して確認していたが、キャッシュレス決済になったことで、その負荷が一気にゼロになった。
■負担を感じていた未払いへの催促が改善
未払いの対応についても、それまでは事務職員と教員が情報を取り合っていたが、エンペイ導入後は事務職員が管理画面で未支払いを確認することでLINEですぐに再通知が可能となった。大きな負担だった催促の声掛けがほとんどなくなり教員の負担が大幅に軽減された。
■回収も素早く行える
エンペイ導入前は2〜3週間かけても回収できないこともあったが、導入後は請求から約10日でほぼすべての人の支払いが完了している。口座振替と比べると、口座開設や口座振替依頼のやりとりをする必要がなく、保護者の手間も軽減されている。
■集金の度に銀行でお金をおろす必要がない点が保護者のメリットに
請求が来た瞬間にすぐ支払うことができ、銀行で現金をおろさなくて済み、QRコード決済やクレジットカードで決済すれば、ポイントまで貯められる。手間が減っただけでなく、このような点が保護者にはメリットとなっている。
<「enpay(エンペイ)」の集金の流れ>
3つのステップで「請求→支払い→管理/会計」と非常に簡潔
※専用アプリから完全ペーパーレスで請求書発行会計用データを作成し、その後利用者はLINEで通知を受け取り、画面上で支払い方法の選択が可能。
<サービス導入への利点>
・子供たちの現金持参を無くし、安全の確保ができる
・保護者自身で入金方法の選択が可能
・集金業務にかけていた時間を軽減できる
・1~2日おきに銀行へ行く業務負担を軽減できる
・入金や未払い等は簡単に管理画面から確認可能