(一財)LINEみらい財団は「子どもたちのデジタル社会への参加に向けた環境づくり-OECDデジタル環境の子どもに関する理事会勧告の観点から子どもたちのウェルビーイング、シチズンシップを考える」と題したシンポジウムを7月30日にオンラインで開催する。
■子供のデジタル利用環境づくりの今後の方向性について討議
シンポジウムでは子供のデジタル利用環境づくりの今後の方向性について話し合われる。基調講演では「インターネットの子どもの保護に関する国際政策の変遷とOECDの子どもに関する勧告」が一橋大学名誉教授の堀部政男氏から語られるほか、内閣府、総務省、文部科学省から、それぞれ講師を招き講演が行われる。
<開催概要>
開催日時:2022年7月30日(土)14時00分~17時00分
※質疑応答の状況により延長の可能性がある。
会場:オンライン:Zoomウェビナー
※視聴用URLは開催前日にメールにて通知
主催:一般財団法人LINEみらい財団
後援:内閣府、総務省、OECD東京センター、一般財団法人情報法制研究所
参加申込:以下のWebの申込フォームから申し込む
<プログラム>
開会挨拶
虎ノ門南法律事務所 弁護士/ LINEみらい財団 理事 上沼紫野氏
祝辞1(ビデオレター)
元OECD科学技術イノベーション局 シニアリサーチャー
現世界保健機関(WHO)デジタルヘルス&データガバナンス コンサルタント
Dr. Elettra RONCHI氏
祝辞2(ビデオレター)
OECD東京センター臨時所長 川口尚子氏
基調講演
「インターネットの子どもの保護に関する国際政策の変遷とOECDの子どもに関する勧告」
一橋大学名誉教授 堀部政男氏
講演1
「概説デジタル環境の子どもに関するOECD勧告-勧告改訂専門家委員会メンバーの立場からデジタル・ウェルビーイングとシチズンシップを考える」
東京国際工科専門職大学 LINEみらい財団 特別上席研究員 齋藤長行教授
講演2
「デジタル社会に生きる子どものインターネット利用環境づくり-意識向上のための啓発活動の観点から」
内閣府政策統括官青少年環境整備担当参事官 鈴木達也氏
講演3
「改定OECD勧告と日本の情報活用環境基盤整備-インターネット・リテラシーの醸成に向けて(仮)」
総務省情報流通行政局 情報流通振興課 課長 田邊光男氏
講演4
「GIGAスクール時代の情報モラル教育」
文部科学省初等中等教育局学校デジタル化PT リーダー 武藤久慶氏
―休憩―
パネルディスカッション
「デジタル社会とGIGA スクール:子どもたちのウェルビーイングとシチズンシップとは?」
パネリスト①
「デジタル・シティズンシップ教育が目指すもの・善き使い手になるための人権教育,市民教育」
鳥取県教育委員会 デジタル・シティズンシップエデュケーター 今度珠美氏
パネリスト②
「GIGAスクールにおける学校現場の現状と課題-子どものデジタル・ウェルビーイングとシチズンシップを踏まえて(小学校の立場から)」
岡山県赤磐市立山陽北小学校 津下哲也教諭
パネリスト③
「LINEみらい財団が創りたい「未来」―改定OECD勧告とデジタル・シチズンシップを踏まえて(仮)」
LINEみらい財団 調査研究部部長 福島直央氏
パネルトーク
モデレーター:齋藤長行氏
質疑応答
参加の方々との対話
「デジタル・ウェルビーイングとシチズンシップ研究会」立ち上げと参加者の募集の案内
閉会の言葉
LINEみらい財団 専務理事 江口 清貴氏