高校「共通教科情報Ⅱ」向け「AI・データサイエンス入門」教材、工業高校向け「AI・制御プログラミング」教材　同時発売開始　アフレル

2022年7月13日

アフレルは数学・制御・ロボットを活用したシステム開発実践教材2種を7月6日(水)に同時発売。高校「共通教科情報Ⅱ」向けには、三平方の定理（数学)を用い、生徒自身がアルゴリズムを考え機械学習プログラムを作成・実行できる「AI・データサイエンス入門」教材、工業高校向けには、実践的な工場活用を事例としたシステム開発ができる機械学習とロボット制御を連動して学ぶ「AI・制御プログラミング」教材を提供する。

■SPIKEプライムを使った体験学習を実現

高校「共通教科情報Ⅱ」向けとなる「AI・データサイエンス入門」教材は、教材共通教科情報Ⅱ「情報とデータサイエンス」の「データ活用」に合わせた内容。ミカンの仕分けを題材に、SPIKEプライムを使った体験学習を実現する。

■ロボットの動きと合わせてAIの仕組みを理解

「AI・データサイエンス入門」教材は数学を用いて、生徒自身がアルゴリズムを考え機械学習プログラムを作成。機械学習の進行過程をグラフ表示することでアルゴリズムの動きを可視化し、さらにその成果となるロボットの動きと合わせてAIの仕組みの理解を飛躍的に高める。

■教材紹介セミナーを実施

「AI・データサイエンス入門」教材の発売に伴い、ロボットが機械学習する様子を動画にて解説し、教材の特徴とメリットを伝える紹介セミナーを実施する。

開催日時：

①2022年7月27日(水)17:00～17:30

②2022年8月3日(水)14:00～14:30

詳細・申込ページ：https://learninglab.afrel.co.jp/seminar/55/

■教師用授業ガイドのサンプルをダウンロード

教材「AI・データサイエンス入門」の教師用授業ガイドのサンプルを紹介。新学習指導要領における共通教科情報科「情報Ⅱ」の「情報とデータサイエンス」の「データ活用」に対応した内容となる。

詳細・ダウンロードページ：以下のWebからダウンロードする

＜「AI・データサイエンス入門」教材の特徴＞

①数学とAIを関連付けた内容

三平方の定理【K近傍法】を元に、生徒自身が機械学習のアルゴリズムを考え、自動処理内容をプログラミングできる

②農産物の判別を題材としたAI体験学習

ミカンの色、重さデータの学習からAIによる自動出荷判定を行うプログラムを作成する

③機械学習の進行過程の可視化

ブラックボックスとなりがちな機械学習の進行過程をグラフ表示することで、AIの仕組みの理解度を飛躍的に高める

■工場のパーツ仕分けを題材にAI・制御プログラミングを学ぶ

工業高校向けの「AI・制御プログラミング」教材は、課題研究や制御実習に合わせた内容で、SPIKEプライムを使った工場のパーツ仕分けを題材にした体験学習を実現。Teachable Machineを用いて大量の3D画像データの自動収集を行い、生徒自らがAIモデルを作成し、制御理論をもとにロボットアームの動作を最適化するプログラミングで課題解決を体験する。