高崎商科大学は2022年度から高等学校で本格的に始まった「探究」学習をテーマに、高校教員や教育行政関係者を対象とした教育イベント「それぞれの探究2022~探究教育の先にあるもの~」(群馬県教育委員会後援)を7月22日(金)に開催する。
■「学校改革」「人材開発」のプロが語る
第1部の基調講演では、千代田国際中学校の日野田直彦氏校長とエスノグラファー代表取締役の神谷俊氏が登壇。「学校改革」「人材開発」のプロの視点から、変化する社会で求められる能力と教育・学習のあり方について講演する。
■群馬県内3校の学校が事例を発表
第2部では、群馬県内で積極的に探究教育に取り組む高等学校3校からの事例を発表。群馬県立伊勢崎清明高等学校・ガイダンスセンター長の篠原真美子氏、群馬県立大泉高等学校の大津幸信教務主任、前橋市立前橋高等学校の村田峰國探究主任の3名の「高校教育」のプロが、生徒の「生きる力」を伸ばすためにつくりあげてきた「探究」の学びとその想いを参加者と共有する。
■「探究と受験と世の中と」をテーマとしたパネルディスカッション
最終プログラムの第3部では「探究と受験と世の中と」をテーマにパネルディスカッションを実施。パネラーには、基調講演の日野田氏、神谷氏に加え、高崎商科大学地域連携センターのセンター長である前田拓生氏(高崎商科大学 商学部教授)を迎える。ファシリテーターは、高崎商科大学 事務局次長、広報・入試室スーパーバイザーの鈴木洋文氏。
<それぞれの探究2022 開催概要>
開催日:2022年7月22日(金)13:00~16:00(受付12:30~)
会場:高崎商科大学(群馬県高崎市根小屋町741)
対象:高校教員、教育行政関係者等(定員60人)
申込方法:以下のWebの「お申込み」専用フォームから必要事項を入力の上、申し込む。申込時には、第2部で行われる事例紹介3校のうち、聴講を希望する2校を選択。なお、各回各校20名の定員を設けている(先着順)
<プログラム>
【第1部 基調講演】
13:10~13:40 基調講演1「『偏差値50』の生徒の可能性」
千代田国際中学校 日野田直彦校長
13:45~14:15 基調講演2「遊びの科学~『真面目さ』の壁を越えて自分になる~」
エスノグラファー代表取締役 神谷俊氏
【第2部 分科会】※3会場に分かれて行われる
14:25~14:40 事例発表1回目
14:45~15:00 事例発表2回目
・グランドデザインを理解するキャッチコピーワークショップ
群馬県立伊勢崎清明高等学校・ガイダンスセンター長 篠原真美子氏
・課題をジブンゴト化するSDGsカードゲーム
群馬県立大泉高等学校 大津幸信教務主任
・めぶく。自由な討論のためのブレインストーミング
前橋市立前橋高等学校 村田峰國探究主任
15:00~15:15 休憩
【第3部 パネルディスカッション「探究と受験と世の中と」】
15:15~16:00
パネラー:
千代田国際中学校 日野田直彦校長
エスノグラファー代表取締役 神谷俊氏
高崎商科大学 商学部教授、地域連携センター長 前田拓生氏
ファシリテーター:
高崎商科大学事務局次長、広報・入試室スーパーバイザー 鈴木洋文氏