神田女学園中学校高等学校と名古屋商科大学は、高大連携に関する協定を7月8日(金)に締結した。
■高校生の視野を広げて進路に対する意識や学習意欲を高める
今回の協定では、神田女学園と名古屋商科大学が相互の信頼関係に基づき、双方の教育および研究機能についての交流・連携を通じて、高校生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高める。あわせて大学教育が求める学生像及び教育内容への理解を深め教育・研究に寄与することにより大学教育・高校教育の活性化を図ることを目的に締結した。
■神田女学園で「NCLプロジェクト」を実施
具体的には今回の協定で、神田女学園「NCLプロジェクト(総合的な探究の時間)」が実施される。NCLプロジェクトとは自然(Nature)、文化(Culture)、生命(Life)をメインテーマに、生徒が自らテーマを決め、1年間を通じて主体的で協働的な学びを実践する探究型学習となる。
■名古屋商科大学の教員が専門的な立場から指導
なお、当面の具体的な連携事業として、NCLプロジェクトにおける生徒の研究発表に対する評価やアドバイスの実施、生徒が研究プロジェクトを進めるにあたり、名古屋商科大学の教員が専門的な立場から指導や助言を行うことを計画している。
<主な取組>
その他、次のような取組を予定している。
・名古屋商科大学の専門性を生かした神田女学園の生徒・保護者等を対象としたキャリア教育並びに出張授業の実施
・神田女学園での進学ガイダンスや特別入試の実施
・神田女学園の教員を対象とした研究会・意見交換会並びにケースメソッド教授法セミナーの実施