エバニューは日本木材青壮年団体連合会が推進する「ウッドトランスフォームシステム商品化プロジェクト」に参加。年々増加する自然災害に対し、体育用品が役立つことをアピールするため、普段の授業時は「とび箱」、避難所では「ベビーベッド」として使える「トランスフォームとび箱 NESTBOX」の販売を開始した。
■被災者が集まる体育館での利用を考え
学校の体育館は多くの地域で災害避難所に指定されており、自然災害が多発する昨今、エバニューは体育用品を製造する企業だからできることはないかと考え、「トランスフォームとび箱 NESTBOX」を開発した。
<製品概要>
商品名:トランスフォームとび箱 NESTBOX
品番:EKF550
価格:税込198,000円
サイズ:下幅80(上幅37)cm×奥行80cm×高さ100cm
重量:36kg
材質:木製(防虫加工済)、全段2cmゴム付
ベビーベッド部:ポリエステル
日本製
<ウッドトランスフォームシステムコンベンションとは>
日本木青連は全国の木材産業に携わる青壮年経営者の交流と親睦を通じ、木材・林業に関する社会的な普及啓蒙活動を行っている。活動の一環として木材産業の近代化に寄与し、社会貢献を目的に開催しているのが「ウッドトランスフォームシステムコンベンション」となる。
災害が多発する近年、日常で使用する木工品が災害発生時に役に立つ道具となる。
・木製遊具→二段ベッド
・木製ベンチ→仮設トイレ
・木製フェンス→簡易テント
・木製カウンター→仮設風呂
このように多くのアイデアが出品される中、エバニューでは【平均台→物干し竿】を昨年に出品。今年は【とび箱→ハンモックをつけたベビーベッド】を開発、商品化した。