東京書籍は同社の学習者用デジタル教科書がGoogleアドレスでシングルサインオンできるようになったことを受けて、Google Cloud Partner Advantageプログラムにおいて、Google for EducationのBuild パートナーに認定された。
■Google のプロダクトを補完・強化したパートナーを認定
Google Cloud Buildパートナーは、Google Cloudと統合されたソリューションまたは、Google Cloudで実行されるソリューションを開発し、Google のプロダクトを補完・強化することに十分な実績をあげたパートナーが認定の対象となっている。
■東京書籍の学習者用デジタル教科書にシングルサインオンが可能に
Google Workspace for Educationを利用している学校組織内のGoogleアカウントで、東京書籍がクラウド配信方式により提供する「学習者用デジタル教科書」にシングルサインオン(SSO)することが2022年2月より可能になった。
■Google Workspace for Educationとデジタル教科書を一体的に活用
これにより児童生徒は Google Workspace for Educationと東京書籍発行の学習者用デジタル教科書をシームレスに利用できるようになり、利便性が大幅に向上した。1人1台端末などでGoogle Workspace for Educationと東京書籍発行の学習者用デジタル教科書、ならびに準拠するデジタル教材を一体的に活用することで、児童生徒がより主体的に深く学ぶことができるようになる。
■「Googleフォームを用いた学習評価に関する実証研究」を実施
また、東京書籍は2021年にGoogle for Educationの協力のもと、1人1台端末が整備された学校における、ICTを効果的に利活用した学習指導と評価の在り方を検討するための実証研究として、「Googleフォームを用いた学習評価に関する実証研究」を実施した。
■WebサイトからGoogle Workspace for Educationのコンテンツを利用
そのときの成果を踏まえ、2022年4月からは東京書籍発行の高等学校教科書に準拠した Google Workspace for Educationのコンテンツやサービスを教師用指導書付属のWebサイトから利用できるようになったこともBiildパートナーの認定につながった。