東京都葛飾区は2022年度から2024年度事業である「(仮称)第2次かつしか教育情報化推進プラン策定及び教育情報化推進に係る支援業務委託」をJMCに委託した。この事業を通して、JMCは葛飾区における教育の情報化の現状分析や計画策定を行い、教育の情報化の継続的な推進を支援する。
■「かつしか教育情報化推進プラン」で教育の情報化を進める
2019年3月、葛飾区教育委員会は2019年度からの5か年を計画期間とする「かつしか教育情報化推進プラン」を策定。2020年にはプランの内容を一部変更し、GIGAスクール構想による端末整備を早期に実現するなど教育の情報化を着実に進めている。
■現行プランが終期を迎えるにあたり次期プランを策定
葛飾区教育委員会は、現行プランが2023年度に終期を迎えることから、次の5か年を計画期間とする次期プランの策定を決定。「(仮称)第2次かつしか教育情報化推進プラン」を策定し、葛飾区における教育の情報化を継続的に推進することを目的としている。
■現地調査やヒアリングで現状分析を実施
プランの策定にあたっては、学校訪問による現地調査やヒアリング、教職員向けアンケートによる現状分析を実施。JMCは教育の情報化コンサルティング事業で培ったノウハウを生かし、学校現場の実態を的確に把握しながら本事業を遂行していく。
【葛飾区教育委員会事務局 コメント】
学校現場においてICTを活用した学びを推進していくためには、教育委員会と学校が緊密に連携を図っていくことが必要です。本区では教育委員会が学校に対してビジョンを明確に示すとともに、学校の要望や課題を的確に把握し、これに迅速に対応していくこと、またGIGAスクール構想をはじめとした、教育の情報化を確実に推進していくために、『(仮称)第2次かつしか教育情報化推進プラン』を新たに策定することとしました。この第2次プランの策定に当たっては、JMCと共に学校現場はもとより、子供たちが安心してICTを活用した学びができる環境の実現を目指していきたいと考えています。
<本事業の主な内容>
①(仮称)第2次かつしか教育情報化推進プランの策定に係る支援
・教育情報化に係る動向の情報収集及び分析
・葛飾区における教育情報化の現状分析
・第2次プラン作成支援
・第2次プラン策定に係る会議体の運営支援
・第2次プラン等成果物の作成
②教育情報化推進に係る支援
・葛飾区における教育情報化の現状分析
・教育情報化推進委員会の運営支援
・学校向け教育情報化推進啓発資料の作成支援
・葛飾区学校教育総合システムの改修に向けた検討支援