狛江市立狛江第三小学校(東京都)の特別支援学級の子供たちに向けたロボットプログラミング授業をNPO法人WRO Japanが実施。第1回目の授業が5月26日(木)に行われ、今後2023年年3月まで毎月実施する予定。
■プログラミング教育で楽しく学び続ける環境を
WRO Japanはプログラミング教育を通じ、子供たちの様々な個性を受け入れながら、子供たちが安心できる環境で、新しいことを体験し、挑戦する。そして達成を皆で喜ぶことで、子供たち自身が楽しく学び続ける環境を作る取組を企画した。
■金井教授と学生TAが授業を担当
「ロボットを使用したプログラミング授業」は年間を通じて、指導はWRO Japan理事長であり、神奈川工科大学創造工学部教授でもある金井徳兼氏とWRO Japan競技会参加経験のある学生TAにより行われる。
一人ずつ大人がサポート
■PCと組み立て済みのロボットを用意
在籍する6人の子供たちに1人1台ずつのPCと組立て済みのロボットを準備(WRO Japanより貸与)。子供たちはプログラミングのルールについて説明を受けたあと、実際にロボットが自分の思う通りに動くよう、試行錯誤しながら毎回出される課題の解決を目指す。2学期からは高学年の普通学級でも単発のロボットプログラミング体験授業を実施する予定。
第1回目は4名の子供が参加
【WRO Japanの活動】
2004年の産学の有志によるWRO Japan実行委員会の発足以来、地域の人材の育成(STEAM教育)と、それに携わる指導者の支援、そしてロボット競技会を通じた国際交流とともに日本の子供たちの世界へのチャレンジ機会を提供。2008年にNPO法人として新たに発足し、現在に至る。