約9割の保護者が大人より子供の方が熱中症になりやすいことを知っていることが、総合保育テックサービス「はいチーズ!」を提供する千株式会社が未就学児、園・学校に通う子供を持つ親261人を対象に実施した「子どもの熱中症に関する保護者の実態調査」から明らかとなった。
■屋外で遊んでいる時に最も多く熱中症を意識する
大人より子子供のほうが熱中症になりやすいということを知っているか質問したところ、「はい」と答えたのは90.8%と9割の保護者が認知している結果となった。また、熱中症を意識するタイミングについて質問したところ「屋外で遊んでいるとき」(97.3%)が最も多く、「屋外でスポーツ・運動をしているとき」(71.3%)、「屋内でスポーツ・運動をしているとき」(50.6%)と続く。
.
■熱中症の危険度は天気予報で判断
また、どのような情報から熱中症の危険度を判断しているか質問したところ「天気予報」(88.5%)が最も多く、以下「日差し」(72.4%)、「身の回りの計測器(温度計、温湿度計、熱中症計など)」(37.9%)、「その他」(8.4%)、「特になし」(0.4%)という結果になった。
■熱中症対策は「水分補給」「帽子着用」「衣類での調整」
子供の熱中症対策を行っているか質問したところ「行っている」(88.5%)、「行っていない」(11.5%)という結果になった。子供の熱中症対策として行っていることは「水分補給」(99.6%)が最も多く「帽子を着用する」(90.9%)、「気温・体温に合わせて衣類を調整する」(86.2%)と続く結果となった。
.
■9割以上の保護者が必要に応じてマスクを外して良いと回答
園・学校でのマスク着用についてどのように思うか質問したところ、「十分な距離が保たれているときは外していいと思う」(44.1%)、「運動時は外し、室内では着用するべきだと思う」(38.3%)、「子どもは自己判断での着脱が難しいため常に外しておいていいと思う」(13.0%)と回答。合計9割以上の保護者は状況に応じて外して良いと考えており、マスクによる熱中症のリスクを理解していることが分かる。
<調査概要>
調査テーマ:熱中症に関する保護者の意識調査
調査方法:WEBアンケート調査
調査対象者:未就学児、園・学校に通う子どもを持つ親 261名
調査実施日:2022年5月1日~5月31日
調査主体:千株式会社