オンラインで国際交流の場を提供する「教室から世界一周!」プロジェクトを運営するWTOC(ウトック)は6月15日(水)で設立1周年を迎えた。そこで記念キャンペーン「先生も“教室から世界一周!”体験会」を7月31日(日)に開催する。
■法人設立1年で100回以上の国際交流を実現
WTOCは日本と世界の教室をオンラインでつなぎ、同世代同士の異文化交流の場をつくっている。アジアやヨーロッパ、アフリカ、南米など世界42か国130団体以上と連携し、中高生をメインに国際交流を提供。法人設立1年で100回以上、団体立ち上げから通算170回以上の交流を実現している。
■子供たちに広い世界を知ってもらうために
WTOC代表の堂原有美氏は「世界一周27の幸福国を巡る旅をし、日本には“個を伸ばす教育”と”多様性”が足りないことに危機感を持ち、活動を始めた。子供たちに広い世界を知ってもらい、個性や好きが生きる幸せな生き方を見つけてもらうことが目標」と語る。
<1周年記念キャンペーン 先生も“教室から世界一周!”体験会 概要>
キャンペーンでは教員にプロジェクトの効果を体験してもらうため、生徒と同じシチュエーションでの国際交流体験会を開催する。
開催日時:2022年7月31日(日) 午前10時00分〜11時20分
交流方法:Zoom(オンライン)
実施内容:
①「教室から世界一周!」プロジェクトの概要説明
②先生も”教室から世界一周!”体験!
※コスタリカの学生~社会人とのテレタンデム交流を予定
③体験した先生より、プロジェクト導入の実践例紹介(県立鎌倉高校)
④体験した生徒の話(早稲田大学)
⑤質疑応答
定員:30人程度
申し込み:以下のWebの申し込みフォームから申し込む
【導入した教員の声】
神奈川県立鎌倉高等学校 堀川晋太朗教諭
「教室から世界一周プロジェクト」はまさに「英語の先の世界」を見せてくれる、とても素敵なプロジェクトです。「教室にいながら」が英語の授業のニュースタンダードなることは間違いないです。いや、ニュースタンダードにしていきましょう!自分の頭の世界地図を広げ、世界をもっと面白がる。そんなきっかけを、一人でも多くの高校生に与えたいです。
静岡聖光学院中学校・高等学校 西山哲郎教諭
昨年の夏は新天地の中学生とシドニーの高校生が交流するプログラムを提供して頂きましたが、英語を学び始めて間もない生徒が「英語でのコミュニケーションがすごく楽しい!」と深く動機づけされ、2学期からの授業に以前よりずっと前のめりになっています。これは単にWTOCが多種多様な候補地から交流プログラムを提供されるだけでなく、丁寧な事前リサーチやミーティングから始まる、人と人との心の通ったコミュニケーションを伝播しているからだと思います。
BLUEBELLS school International インド ニューデリー Jaspreet Ahuja教諭
WTOCの最大の特徴は、毎回異なるテーマを扱うことで、リラックスしたフレンドリーな環境で、自分のペースで一緒に作業する機会を与えてくれることです。子供たちは友達を作り、連絡を取り合っています。間違いを気にすることなく言語を話すことができますし、ファシリテーターは本当に素晴らしいです。これがWTOCを勧める理由です。WTOCのネットワークを通じて、生徒たちに世界を体験させてあげてください。
【子供たちの声】
・優しくてわかるように言い直してくれたり、こんなカタコトな英語でもわかってくれて、意外と単語で伝わるものなんだなって思った
・同じ志や社会問題に興味関心のある高校生と話しあえてよかった。
・他国について知ろうとするときに、ニュースや記事などだけでなく実際に住んでいる人の声も聴くようにした
<導入校>
神奈川県立鎌倉高等学校、神奈川県立湘南高等学校、神奈川県立横浜平沼高等学校、静岡聖光学院中学・高等学校、昭和女子大学付属中学・高等学校、独立行政法人国立高等専門学校機構 豊田工業高等専門学校、福岡市立照葉中学校、香里ヌヴェール学院小学校、長崎県立長崎東高等学校、星槎国際高等学校 湘南学習センター、城北高等学校、AICJ中学高等学校、姫路市立飾磨高等学校、信州大学 ほか