(一社)情報処理学会は電子情報通信学会の情報・システムソサイエティおよびヒューマンコミュニケーショングループとの共催で「FIT2022(第21回情報科学技術フォーラム)」を9月13日(火)から15日(木)まで慶應義塾大学 矢上キャンパスで開催。現在、聴講の申込を受け付けている。
■初のハイブリッド開催を予定
FIT2022は初の試みとしてハイブリッド形式での開催を予定。慶應義塾大学(矢上キャンパス)の全面的な協力のもと、リアルの会場での発表・聴講とオンライン上での発表・聴講を融合した新しい試みとなる。
■3日間にわたり各種講演やパネル討論を展開
FIT2022では3日間に渡って、船井業績賞受賞記念講演、特別講演、パネル討論といった数多くの企画イベント、研究者らによる研究発表、トップコンファレンスセッション、ラボツアーといった多彩なセッションが繰り広げられる。さらに、両学会の研究会と連携した、16個の併設研究会が開催される。
■船井業績賞受賞記念講演は東京大学の杉山教授を講師に開催
船井業績賞受賞記念講演では、機械学習の理論構築とアルゴリズム開発、及びその応用研究で顕著な業績を上げている杉山将教授(理化学研究所/東京大学)が「限られた情報から精度良く:機械学習研究の更なる挑戦」と題して語る。
■特別講演は内閣府科学技術・イノベーション推進事務局の白井参事官を講師に
特別講演では、内閣府科学技術・イノベーション推進事務局の白井俊行参事官が登壇し、科学技術政策の企画立案を客観的知見に基づいて推進するための「エビデンスシステム」を紹介。さらに、それを用いた分析の一例として、情報分野に焦点をあて、情報分野における社会人の人材育成ニーズと学びの関係の分析結果や、情報分野における人材育成ニーズと学生の学びのギャップについて分析した結果を講演する。
■深層学習やメタバースなど多様なキーワードでセッションを企画
その他、パネル討論や特別講演などのイベント企画では、深層学習、IoT関連技術、教育DX、デジタルプラクティス、メタバース、個人情報保護など、多様なキーワードに関わるセッションがそれぞれ企画されている。さらに、慶應大学理工学部の情報系研究室の見学をツアー形式で実施するラボツアーも行われる。
<開催概要>
名称:第21回情報科学技術フォーラム(FIT2022)
大会会期:2022年9月13日(火)~15日(木)
会場:慶應義塾大学 矢上キャンパス(神奈川県横浜市港北区日吉3丁目14-1)
主催:
一般社団法人情報処理学会(FIT2022幹事学会)
一般社団法人電子情報通信学会
情報・システムソサイエティ(ISS)
ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)
共催:慶應義塾大学
参加方法:以下のWebの「参加申込はこちら」から