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「おもちゃで児童労働をなくそう!キャンペーン」 不要になったおもちゃやゲームが子供の学びにつながる 6/12~7/31まで実施

2022年6月12日

国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」は、不要になったおもちゃやゲーム、小型調理家電など、家に眠るモノを再活用して児童労働の削減・防止等の活動を支援する「おもちゃで児童労働をなくそう!キャンペーン」をブックオフと共同で、児童労働反対世界デーである6月12日(日)から7月31日(日)まで実施する。


■子供の10人に1人が児童労働に従事

現在、世界の16000万人、子供の約10人に1人が児童労働に従事している。新型コロナ感染拡大以降、失業・収入の減った家庭が経済的負担を軽減するために、子供を働きに出さざるを得ない状況が発生。教育格差や児童労働、それに伴う社会からの孤立といった子供を取り巻く問題が世界中で日々深刻化している。


■2022年末には児童労働に就く子供は890万人に

ユニセフと国際労働機関の共同報告書では今食い止めなければ、児童労働に就く子供の数は2022年末にはさらに890万人増加する恐れがあると警鐘を鳴らす。特に、児童労働の中でも一日のほとんどを他人の家の家事を担う家事使用人の子供たちは、教育を受けたり遊んだりする時間もほとんどない状況にある。

※出典:ILO/UNICEF 共同報告書

 


■自宅から児童労働撲滅に参加できるキャンペーン

一方、日本国内では。子供が手放そうとしないおもちゃや、引き取り費用が発生する家電類を手放すタイミングや方法に悩む人が多くいる。「おもちゃで児童労働をなくそう!キャンペーン」は家庭に眠るモノを買い取り、全額を寄付金とするブックオフのサービス「キモチと。」を通じ、自宅から児童労働撲滅に参加できる寄付アクションキャンペーンとなる。


■バングラデシュで家事使用人として働く少女たちを支援

おもちゃ、ゲーム、キッチン家電など、不要になったもの1点から無料で集荷に申し込める。捨てるのではなく、誰かのために再活用することで、子供の理解が得られやすいだけでなく、国際協力を通じて子供の遊びを学びにかえることができる。寄付はバングラデシュで他人の家で洗濯や掃除、料理等の家事仕事をする家事使用人として働く少女たちの支援活動などに役立てられる。

 


<おもちゃ10個が「子供たちの授業1日分」に>


・おもちゃ(フィギュア・ミニカー等)10個、または調理・キッチン家電1個(約500円)で
家事使用人として働く少女たちが読み書きを学ぶ授業1日の実施相当に。


・本・コミック20冊(約1000円)で
家事使用人として働く少女たちのための1か月分の教材費相当に。


・ゲームソフト5本(約5000円)で
家事使用人として働く少女たちが将来の仕事の選択肢を増やすためのミシン研修の1か月開催相当に。

本キャンペーンではお礼状を希望する人に、南アジアの文化や児童労働などについて紹介する学習用ダウンロード教材「バングラデシュ・ネパールってどんな国?」をプレゼント。家庭のおもちゃ・不要品などを通じた支援が、どんな国の、どんな子どもたちに届くのか、親子で学べる内容となり夏休みの自由研究としても活用できる。

 


<「おもちゃで児童労働をなくそう!キャンペーン」概要>

受付期間:612()731()

参加・寄付の方法:

①対象物品をまとめる

段ボール箱などに梱包する

キャンペーンサイトより「無料集荷の申し込み」で完了

電話申込も受付可能。

シャプラニール東京事務所 03-3202-7863(受付時間:火~土曜 10:0018:00)

※キャンペーン期間終了後も、寄付の受付は通年おこなっている。

対象物品:おもちゃ、フィギュア、ゲーム類、小型調理家電、ミシン、本・コミック、CDDVDなど

※買取金額の10%増加対象はゲーム機・ゲームソフト、本・コミック、CDDVDに限る

 

おもちゃで児童労働をなくそう!キャンペーン

認定NPO法人シャプラニール=市民による海外協力の会

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