北陸大学とTableauは、2022年4月から「北陸大学データサイエンス・AI教育プログラム」において、最新のデータ分析スキル教育で協力することを発表した。同プログラムの情報リテラシー科目(必修科目)は、北陸大学の4学部の全新入生がデータに関する基礎知識を身につけ、卒業後の仕事においても競争力を発揮するために必修となっている。
■学生がデータ分析ツールを実体験できる機会も提供
Tableauは学生にTableau Desktopの無償ライセンス、およびTableauアカデミックプログラムを通じた学習教材を提供。データ・AIの最新動向に関する講義による理論的な知識だけでなく、学生がデータ分析ツールを実体験できる機会も提供する。
■様々なビジネスの専門家がどのようにデータを活用しているかを学ぶ
学習課題にデータ分析を取り入れることで、製造、ヘルスケア、金融や他の業界における様々なビジネスの専門家がそれぞれの役割でどのようにデータを活用しているかを直接学ぶことができる。北陸大学では各学部の授業担当教員に加え、教員を手伝う学生数名が選ばれ、事前トレーニングを受け、データ分析の講義や授業サポートを担当する。
【北陸大学学長補佐(情報・IR担当)、北陸大学データサイエンス・AI教育プログラムコーディネーター 経済経営学部マネジメント学科 田尻慎太郎教授 コメント】
21世紀を生きる私たちは、モノのインターネット(IoT)からあふれてくる圧倒的な情報の洪水から、分析を通じてビッグデータを理解し活用する能力、情報の解釈と意味を見出すことを可能にする『データリテラシー』を身につけることが求められる。北陸大学データサイエンス・AI教育プログラムでは、正確な予測を導き、相互につながりあっている関係性を見出すため、データの可視化を助けるビジュアル分析プラットフォームTableauを、1年次必修の情報リテラシー科目に導入することを決定した。
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