千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュート(以下、千葉大学dri)と認定NPO法人キッズドアは、幅広い分野において相互に知的・人的・物的資源等を活用し、地域社会の発展と人材の育成に寄与することを目的とする包括的な連携に関する協定を6月1日(水)に締結した。
■墨田サテライトキャンパスを活用
千葉大学は教育・研究のさらなる発展をめざして、ものづくりのまちである東京都墨田区に墨田サテライトキャンパスを2021年4月に開設。千葉大学driとキッズドアは、この墨田サテライトキャンパスを活用して、活動を展開する。
■地域との連携や探求型ワークショップなどを実施
墨田サテライトキャンパスでは、大学の知見を生かした地域との連携(学習支援やコミュニティ形成支援等)プログラムや、子供たちへの探求型ワークショップなどを実施。あわせて千葉大生にボランティアとして活躍する機会を提供することを計画している。
■困窮家庭の女子中高生向けのITおよびSTEAM教育プログラムを7月より実施
連携協定に基づく取組として、(一社)プロジェクト希望との協働による困窮家庭の女子中高生向けのITおよびSTEAM教育プログラムを2022年7月より開始。8月にはIT企業の協力による小学生向けのITプログラミング教室を行う予定。
【千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュートとは】
千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュートは、今日ますます多様化・高度化する社会課題に応えることを目指して2021年に設立。デザインを基軸として、建築学、ランドスケープ学、イメージング科学、予防医学などの多領域の連携に基づくデザイン実践を強力に推進し、次世代のイノベーション創出を図る。