岡山理科大学附属高等学校は、2023年度に全国で初めてアーバンスポーツを創部することを発表。校内に完成した室内大型練習施設が5月10日(火)に公開された。BMXフリースタイル代表監督でもある出口智嗣氏を部のゼネラルマネージャーとして迎え、全日本フリースタイルBMX連盟と連携してオリンピアン輩出を目指す。
■全日制過程と通信制課程の両課程にスポーツ分野のコースを設置
岡山理科大学附属高校には、全日制過程と通信制課程があり、両課程にスポーツ分野のコースが設けられている。生徒自身の正課活動、正課外活動においてのニーズに応じて、希望コースを受験することが可能。自らの夢や目標を実現したい人を募集している。
■未来のオリンピアンを輩出
学内には寮も完備しており、全国から入学希望者を受け入れることが可能。5月10日に行われた除幕セレモニーで、田原誠校長は「ここから未来のオリンピアンの輩出を目指したい」と期待を寄せた。
■BMX、スケートボード、インラインスケートなどの練習が可能
アーバンスポーツはBMX、スケートボード、インラインスケートなどの都市型スポーツを意味する。今回、校内に完成した専用練習施設には15の飛び出し口がある8つのジャンプ台を設置。高さ1.8mの「ジャンプランプ」に加え、「ファットスパイン」や「ヒップ」、高さ1.8mの台の上にそびえ立つ2.7mの壁「カーブウォール」など、ここでしか練習できないジャンプ台を詰め込んだ約600平方メートルの室内大型パークとなる。
■代表候補選手の育成と自主性の尊重をコンセプトに掲げ
ゼネラルマネージャーに就任した出口智嗣氏は、岡山理科大学附属高校のOB。現在BMXに熱中する子供たちの学校生活との両立などを課題に挙げ、全面協力を表明。代表候補選手の育成と自主性の尊重を部のコンセプトに掲げ「BMXに限らず、前例のない部活を一緒に作ってくれる全国のチャレンジャーに集まって欲しい」と呼びかけた。
<岡山理科大学附属高等学校 オープンスクール>
岡山理科大学附属高等学校では2023年度の学生募集に向け、以下の日程でオープンスクールを予定。学校の様子や室内大型練習施設も見学可能。
第1回 2022/6/19(日) 9:30~12:00 ※受付期間は6/16(木)18時まで
第2回 2022/7/16(土) 9:30~12:00
第3回 2022/9/4(日) 9:30~12:00
第4回 2022/10/16(日) 9:30~12:00
オープンキャンパスの申し込みは以下のWebから