(一社)Sustainable Gameは6月1日に新たな事業年度を迎えるにあたり、2019年に同団体を設立した代表理事の山口由人(高3)さんが18歳定年に伴い退任し、新たに川村賢人(高2)さんが代表理事として就任した。
■社会の仕組みを作っている人たちと未成年の架け橋に
Sustainable Game(サステナブルゲーム)は現在社会の仕組みを作っている人たちと未成年の架け橋となり、誰もが社会問題解決に取り組める社会を創るべく2020年に設立された中高生による一般社団法人となる。
■社会を変えていける次世代を育成
Sustainable Game は2019年の活動開始以来、社会問題の当事者の状況を理解しながら社会を変えていける次世代の育成と社会共創に向けた環境の構築を目指し、小学生から大人まで幅広い世代の皆様と共により良い社会の実現を模索してきた。
■100年続く組織づくりに向けて
Sustainable Gameでは、ミッションの体現を目指し、従来通りの未成年である法人本体が全ての意思決定権および経営を行っていくスタイルを維持する。今後は組織が100年続くことを目指し、中高生を卒業した大学生とも適切に役割を分担しつつ、つながりを維持する。中高生時代にSustainable Gameを経験したメンバーが大人になり、それぞれの道で専門的な知識を身につけた際にプロボノとして、あるいは社会問題を解決したいと志す未成年を支えられる存在となることを目指す。
<これからの事業活動について>
主に次の2つの事業を進めながらも、一歩ずつミッションの実現に向けて新しいことに取り組んでいく。
①Flare
社会問題を解決したい未成年が共創したい企業や自治体と出会えるプラットフォームを運営。ノウハウの提供やリーガル面の支援、SPINZと連動した発信の機会の提供など、未成年の社会との共創プロジェクトの包括的な支援を行っていく。
サービスサイト:https://www.flare-sustainablegame.com/startup
②企業研修
Sustainable Gameや未成年の視点からサステナブルをテーマに企業の社員と一緒にこれからの企業のあり方を共に考えるワークショップ形式で行っていく。
【新代表理事 川村賢人さん 挨拶】
「Sustainable Gameを100年間続ける組織にしていく」それが私の思いです。未来を生きる私たち未成年には今どんな行動ができるでしょうか。昔と比べて今私たちは自分たちの感じる問題意識を提起できるような社会を生きています。そんな中で、未成年が社会問題を実際に自分の手で解決できるような社会のインフラを私たちの事業であるFlare通して創ってまいります。