(一社)和食文化国民会議は11月24日の「和食の日」を中心に、子供たちに和食文化に触れる機会を提供する「だしで味わう和食の日」を実施。企画に賛同し協力してくれる小中学校、幼稚園、保育所などを募集している。
■「うま味」を郷土の味覚である“だし”で味わう
「和食の日」に学校給食で和食の基本である「うま味」を郷土の味覚である、だしで味わうことは食育基本法や学校給食法の趣旨に則しつつ、日本人の伝統的な食文化の保護・継承の機運の醸成に貢献し、郷土の風土を学ぶことにつながる。
■昨年は約310万人の子供が参加
「だしで味わう和食の日」の企画は2015年から開始し、全国の小中学校、保育所などで実施。規模は年々拡大し、7年目となった2021年は過去最多となる全国1万3318か所で実施し、約310万人を超える子供たちが参加した。
■だしが感じられる汁物など和食献立の給食を提供
「だしで味わう和食の日」では11月24日、または11月中の任意の1日に和食献立の給食を提供。その中で、昆布・鰹節・煮干・その他各地域特有のだし材料など天然素材を使用した、だしが感じられる汁物などを提供する。
■「だし」「和食」に関する教材を提供
自治体、給食センター等でまとめて申し込む場合は、資料を指定の場所に、必要枚数を一括で送付する。個別で申し込む場合は、カラーまたは白黒のデータを、伝えたパスワードを入力後、Webサイトからダウンロードし、印刷して使用する。
<参加方法>
・和食会議のWebサイトから取りまとめ表をダウンロードし、参加校名、子供の参加人数を取りまとめ表に入力。
・参加方法を次の3つの中から選択し、和食会議事務局へメールで申し込む。
①子ども用資料配布(子ども用資料を参加する子ども一人ひとりに配布する方法
②子ども用ポスター掲示(子ども用ポスターを学校または教室に掲示する方法)
③給食だよりの活用(「和食の日」ロゴ、イラスト等を活用した給食だよりや献立表等を配布する方法)
・①②は11月上旬までに取りまとめ部署宛へ和食会議より資料またはポスターを送付
・③は申し込み後、和食会議より「和食の日」ロゴ、イラストデータ等をメールで提供
・①②は取りまとめ部署より各学校等へ資料またはポスターを配布
・③は給食だよりや献立表等を作成し、発信・配布、同時に和食会議あて提出
申込締切日:2022年9月30日(金)
実施日:2022年11月24日(木)「和食の日」または11月中の任意の1日