エプソン販売は大判プリンターで業務効率化を加速する「Epson Cloud Solution PORT」で印刷の効率化や色合わせの課題を解決するサービスを5月31日より開始した。
■マルチデバイスに対応
「Epson Cloud Solution PORT」はエプソンの大判プリンターを活用するためのクラウドサービスのプラットフォーム。スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を含めたマルチデバイスに対応し、さまざまなシーンで利用できる。
■プリンターの印刷ジョブを管理と色合わせの業務を効率化する機能を提供
2020年7月より順次無償提供を開始したプリンターの稼働状況の見える化機能、エラーを知らせる遠隔サービスに加え、クラウドサービスの第2弾として、新たにプリンターの印刷ジョブを管理する『ワークフローソリューション』と、色合わせの業務を効率化する『カラーマネジメントソリューション』を月額プランサービス(有償)で提供する。
■「いつでも」「どこでも」プリンターの稼働状況を把握
「ワークフローソリューション」では「Epson Cloud Solution PORT」のサービスである、プリンターの稼働状況の見える化機能に加えて、プリンターの印刷ジョブ管理機能を追加。これにより「いつでも」「どこでも」プリンターの稼働状況と印刷ジョブ進捗の把握が可能となった。
■作業場所を選ばず在宅からの管理が可能
「ワークフローソリューション」によりプリンターから離れた場所でもアプリケーションにより状況確認ができるため、作業場所を選ばず、在宅からの管理が可能になった。また、作業工程が一元管理可能なため、機種別の偏り改善やプリンターの待機時間の削減、生産の効率化に貢献する。
■色合わせ業務の効率化を支援
印刷物を制作する際に色合わせ業務が課題にあげられる。これまでにもソフトウェアRIP「Epson Edge Print/Epson Edge Print PRO」と「SD-10」の組み合わせにより、この課題をサポートしてきたが、「Epson Cloud Solution PORT」に「カラーマネジメントソリューション」機能を追加することで、さらに色合わせ業務の効率化を支援する。
■メディアプロファイル作成」が自身で可能に
「Epson Cloud Solution PORT」と連携した「Epson Edge Print/Epson Edge Print PRO」に「SD-10」を用いて抽出した測色値をアプリ内に取り込み活用することで、経時的な色味変化の補正や複数の同一機種で発生する機体間の色差を埋めて分散印刷を実現する「ベリファイ・キャリブレーション機能」、現在有償の役務サービスとして提供している「メディアプロファイル作成」が自分でできるようになる。
<料金プラン>
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