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障害福祉専用eラーニング「Special Learning」に新たな研修コンテンツ「支援者も知っておきたい てんかん対策と発作の特徴」をアップ

2022年5月24日

Lean on Meは障害福祉に関わる人を対象に提供する、障害福祉専用eラーニング「Special Learning(スペシャルラーニング)」に、新たな研修コンテンツとして「支援者も知っておきたい てんかん対策と発作の特徴」と題するコンテンツ(全23本)をアップし、配信を開始した。


■てんかんについて発作の種類から対処法などを解説

知的障害や精神疾患と合併して発症することも多いてんかん。その発作は多種多様で対応に悩む事も多い。「発作時の本人の動きの特徴はどうか?」「どれくらいの時間、発作が続いているのか?」「発作後の状態はどうか?回復にどれくらい時間がかかっているのか?」など、支援の現場で知っておきたい発作の種類からその対処法、救急車を呼ぶ基準までを解説する。

 


■様々な場面で起こり得ることを想定して対処

特に知的障害のある人は、自身の状態を円滑に言葉で伝えることが難しく、薬での治療では発作に対応しきれない場合も多い。そうした、“てんかんとともに過ごす人”が安心して生活するためには、支援に携わる人が食事や入浴、外出時など様々な場面で起こり得ることを想定し、理解・対処することが重要。このコンテンツが、てんかんの理解と支援の一助になればと配信を開始する。

 


【コンテンツ講師紹介】

医療法人川崎医院(京都府) 川崎淳院長

日本てんかん学会 評議員 および同学会 専門医/指導医

1987年:京都大学医学部卒業。1989年:国立療養所(現国立病院機構)宇多野病院レジデントを経て、1992年:同病院精神科医師を務め、2001年:同病院精神科医長。2005年に川崎医院を開業。てんかんのみの診療に尽力してきた、てんかんの専門医。

 


<具体的なコンテンツ紹介>


【見た目が激しい「全般強直間代発作」(1)特徴(コンテンツNo.3)】

てんかんには様々な種類がある。それぞれの症状を正しく理解することで適切な対処や支援に活かせるよう解説する。


【意識を失い筋肉が硬直…「強直発作」(コンテンツNo.5)】

てんかん発作が起きた場合に必ずしも救急要請が必要なわけではない。発作の症状ごとの見極め方などの判断に役立てる。


【介助(6)食事中に発作が起こったら?(コンテンツNo.21)】

食事、入浴、外出時、いかなる場面で発作が起こるかはわからない。様々な場面で適切な対応・支援ができるよう解説する。


<新コンテンツの目次(全23本)>

1.てんかん専門30年以上! 川崎先生

2.そもそもてんかんの原因と分類とは?

3.見た目が激しい「全般強直間代発作」(1)特徴

4.見た目が激しい「全般強直間代発作」(2)支援者の注意点

5.意識を失い筋肉が硬直「強直発作」

6.全身の力が抜けて転倒「脱力発作」

7.見た目に気付きにくい「定型欠神発作/非定型欠神発作」

8.腕がピクピク「ミオクロニー発作」

9.発作後のマヒも「焦点起始 両側強直間代発作」

10.口付近に動きが「焦点意識減損発作」(1)特徴

11.口付近に動きが「焦点意識減損発作」(2)支援者の注意点

12.口付近に動きが「焦点意識減損発作」(3)記憶の確認

13.顔がねじれたり「焦点運動起始発作」

14.本人しか分からない「焦点 非運動起始発作」

15.睡眠中に起こる「運動亢進発作」

16.介助(1)救急車を呼ぶ基準とは?

17.介助(2)激しい発作が起こった際の対応は?

18.介助(3)もうろう状態への対応は?

19.介助(4)転倒への対応と防止策は?

20.介助(5)入浴中・プールで発作が起こったら?

21.介助(6)食事中に発作が起こったら?

22.介助(7)学校・作業所・職場などで発作が起こったら?

23.まとめにかえて「てんかんとの上手な付き合い方」

 

YouTubeで 新コンテンツ(全23本)から1本を無料公開

【無料公開】救急車を呼ぶ基準とは?

 


<「Special Learning」について>

社会福祉法人の職員や障害のある人を積極的に雇用する一般企業の社員を対象に、障害者を支援するうえで必要となる知識をインターネット動画で学ぶことができるオンライン研修サービス。日常の支援でつまずいた時、自分がいま必要とする知識(コンテンツ)を自ら選択して学ぶ(視聴する)ことで実際に適切な支援をおこなうことができるようにサポート。現在45都道府県1400以上の事業所で導入され、約40,000人近くのユーザー数となる。

 

株式会社リーンオンミー

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