舞鶴工業高等専門学校(以下、舞鶴高専)社会基盤メンテナンス教育センターは、建設業界のベテラン技術者が「教える」ための技術を学ぶプログラムとして「実務家教員育成研修プログラム2022」を2022年7月9日から2023年2月4日まで開催。5月31日まで応募を受け付けている。
■インフラメンテナンス分野の実務家教員を目指して
実務家教員育成研修プログラムでは、個々の技術者が実務経験で培ってきた技術力をベースに、インフラメンテナンス分野の実務家教員として活躍するための知識や技術、教育実践力を修得することができる。教育プログラムの開発・実施ノウハウを学び、教材開発から教育実習までを実際に体験・実践できるプログラムとなる。
■「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」中核拠点の取組として実施
実務家教員育成研修プログラムは、文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」中核拠点の取組である「KOSEN型産学共同インフラメンテナンス人材育成システムの構築」(KOSEN-REIM)として開発・実施している。
■リカレント教育プログラムを指導できる人材を育成
“地元のインフラは地元で守る”をモットーに、地方における建設技術者の技術レベル向上を目指し、リカレント教育を全国の高専に展開する取組を実施。この一環として高専が開催するリカレント教育プログラムを『実務家教員』として指導できる人材を育成する。
■7講座で構成される約8か月間のプログラム
「実務家教員の教養講座」「実務経験と専門性の棚卸講座」「実践講義力養成講座」「リカレント教育体験講座」「教育能力養成講座」「実証講座教育実習」「プログラム修了評価」の7講座で構成される約8か月間のプログラムとなる。各講習会の約3週間前から事前学修としてeラーニングを受講する。
<講師・プロフィール>
講師 玉田和也氏 舞鶴工業高等専門学校建設システム工学科 教授
講師 毛利聡氏 舞鶴工業高等専門学校建設システム工学科 准教授
講師(外部協力) 高野美穂氏 スタイルクリエイト代表取締役
コーディネーター 嶋田知子氏 舞鶴工業高等専門学校社会基盤メンテナンス教育
センター 特命准教授
<「実務家教員育成研修プログラム」実施概要>
プログラム名:実務家教員育成研修プログラム
開催日:2022年7月9日~2023年2月4日
開催日数:月1~2日(全6 回、計9 日間)
会場名:大阪市内および舞鶴工業高等専門学校社会基盤メンテナンス教育センター
申し込み方法:応募書類(別紙 実務家教員育成研修プログラム受講申込書)に必要
事項を記入の上、実務家教員育成研修プログラム事務局(jp-reim@maizuru-ct.ac.jp)
宛のメールにファイル(Word又はPDF)添付して提出。
※応募書類は以下のWebからダウンロードする。
応募締め切り:第一次募集5月16日まで、第二次募集5月31日まで
選考結果:応募書類に基づく書類選考を実施。選考結果は第一次募集は5月下旬、
第二次募集は6月上旬にメールで通知。受講決定者には受講手続き等について案内。
参加費:110,000円(税込)
※2022年度は文部科学省補助金を充当しているため通常より安い価格で受講できる