サイバーフェリックスは、経済産業省のEdTech導入補助金2022の公認事業者として採択されたことを受け、主に小学校高学年から中学生のデジタルシティズンシップ育成に特化した「DQスクールパッケージ」を無償で実証導入する学校・自治体を募集。
■EdTechツールを提供する公認事業者として3年連続で採択
サイバーフェリックスは、EdTechツールを提供する公認事業者として、2020年、2021年に続き、3年連続で採択された。EdTech導入補助金2021では、全国154の小中学校・自治体の約3万5000名の児童生徒がDQ Worldに取り組んだ。
■半数の児童生徒のトラブル関与率が改善
サイバーフェリックスはDQ Worldを導入した学校を対象に、児童生徒と教員に対して学習前後に行われた効果測定アンケートを実施。それによると、約5割の児童生徒のトラブル関与率が改善された。EdTech導入補助金2022の応募は以下のフォームから。
■実証導入校に採択されない場合も無料のお試し導入が可能
EdTech導入補助金2022での実証導入校として採択されない場合でも、サイバーフェリックスが独自に提供するDQ実証実験プログラム2022を利用して2022年度内に無料のお試し導入ができる(EdTech導入補助金2022の実証導入校の申込みをした学校・自治体に別途案内)。
■インターネットの仕組みやそこで起こる事象の対処方法などを学ぶ
DQ Worldは主に小学3年生~中学3年生の児童生徒が、インターネットの仕組みやそこで起こる様々な事象に対する判断基準や対処方法について学び、インターネットをより肯定的かつ自律的に活用する基盤をつくるための教材。これまで禁止や制限といった消極的なICTの使い方の指導や、この分野に専門性を持たない指導教員の負担が指摘されてきた。
■アニメーションやクイズで主体的に学習できる
しかし、1人1台端末で家庭と学校での連続的な学びが推進される今、ICTの活用を前提として、それらをどのように使っていくのか自ら考え、判断し、行動する基盤を育てる教育が求められる。DQ Worldはアニメーションやクイズ、キャラクターとの擬似チャットなどを通じて、児童生徒が楽しく主体的に学習を進められる学習環境を提供している。
■「DQ World」「2種類のレポート」「指導書」「ワークブック」がセットに
今回、学校や自治体で有入される「DQスクールパッケージ」には、自立学習型ゲーミフィケーション教材「DQ World」と「2種類のレポート」に加え、授業でのより発展的な学びを支える「指導書」「ワークブック」が内包されている。
■2種類のレポートで習熟度を可視化
学習者個人向けと学校向けの2種類のレポートは、児童生徒がDQ Worldでの学習を修了すると発行されるようになっており、従来の情報モラル教育の課題とされていた児童生徒の習熟度の可視化を可能にしている。