全国初となるeスポーツに特化した放課後等デイサービスとして「TJ-es」が札幌に開設した。TJ-esは13歳~18歳(中高生)の世代がeスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所となっており、eスポーツで障害や引きこもり児童の活躍の場を創出する。
■eスポーツで自尊心や協調性などを身につける
TJ-es(トランジットジュニア eスポーツ)では、働き方や働く価値観が物凄いスピードで変わっていく中、小中高生の5年10年と先を考えた際、eスポーツを中心に自尊心やコミュニケーション・協調性・倫理的思考を身につけることが必用だとする。
■社会に出る準備を進めることで可能性も広がる
さらにはオンラインなどのツールを学び、数年先を見据えながら社会に出る準備を進めることで、未来ある子どもたちの活躍の場が増え、存在能力的可能性も大きく広がると「TJ-es」は考える。
■個々の特性に合わせた支援計画を作成
eスポーツは、誰もが平等に競い合える「競技」。TJ-esでは個々の特性に合わせた支援計画を作成する。eスポーツプレイヤーの分析ツールを利用し、自分のスキルを視覚化。目標が正確になることで、効率よく学習できる。
■通所受給者証を発行してからサービス開始
放課後等デイサービスの利用に関しては「通所受給者証」が必要。利用を希望する場合は事前に連絡をした上で、見学を行い、サービスや事業所についての説明を受ける。具体的な利用方法について相談をした上で、住んでいる地区の保健福祉課などで「通所受給者証」の申請手続きを行い、通所受給者証が発行されるとサービスの利用を開始できる。
■プレイ動画の編集や配信・実況など様々なカリキュラムを用意
TJ-esではゲームのプレイだけでなく、プレイ動画の編集や配信・実況、大会運営に関わるカリキュラムも用意。一人ひとりに合わせて個別で作るカリキュラムとなっている。