熊本市教育センターは「小学校低学年用」「小学校高学年用」「中学生用」の3種類の情報端末ガイドブックを公開。教育センターのWebサイトからダウンロードできる。
■かしこい使い手になるための3つのポイント
「小学校低学年用 情報端末ガイドブック」では、かしこい使い手になるために「自分の学びをゆたかにする」「自分の安全やけんこうをまもる」「自分もあいてもしあわせになる」の3つが大事になると呼びかけている。
■低学年の児童に分かりやすく伝える
小学校低学年用では、タブレットを落として壊さないように大事に使うことや、相手を傷つけないように人の気持ちを考えて言葉を選ぶこと、時間のルールを決めて使うことなどを低学年の児童に分かりやすく伝わるように示している。
■情報端末のかしこい使い手になるための3つの大事なこと
「小学校高学年用 情報端末ガイドブック」と「中学生用 情報端末ガイドブック」では、情報端末のかしこい使い手になるために「自分の学びを豊かにする」「自分の安全や健康を守る」「自分も相手も幸せになる」の3つのことが大事になってくると伝えている。
■一次情報と二次情報の違いを理解する
小学校高学年用ではインターネットを使った時間とテストの結果の相関関係についてグラフを使って詳細に説明。また、見学やインタビューなどから得られる一次情報とインターネットなどから得られる二次情報の2つの情報の違いをきちんと理解することが大事と紹介している。
■中学生用では詳細な部分まで踏み込んで伝える
中学生用では「他人の著作物を大切にする」ことを伝える際、著作者は、その制度によって著作物の利用者から使用料を得ることができること。さらに、体育科での自分の動きや国語科や外国語科などでの自分のスピーチを録画することも、自分の様子をよく知るための情報となることまで踏み込んで教えている。
熊本市教育センター 情報端末ガイドブック