全国の小学生から高校生までのチャレンジャーの頂点を決める「チャレンジカップ2022 最終プレゼンテーション(最終審査)」が4月23日(土)に開催される。15回目となる今年度の参加総数は1808組3057名。その中から選出された小中学生チーム4組、高校生チーム4組の合計8組が半年間のチャレンジ内容をオンラインでプレゼンテーションする。
■自分で決めた目標に挑戦する
チャレンジカップとは、小学生から高校生を対象とした「自分で決めた目標に挑戦する」大会。大会にエントリーする条件は「半年後の目標を、自分たちで決めること」。勉強、スポーツ、社会貢献、一度はやってみたかったことなど何でもOK。なりたい自分に向けて本気で頑張りたいことならば、それがチャレンジカップでの目標となる。
■チャレンジャー自身が活動についてプレゼン
最終プレゼンテーションでは、チャレンジャー自身によって活動についてのプレゼンが行われ、その内容をもとに今年度の大賞が決定する。夢や目標に向かって全力で取り組む子供たちの姿は小説やテレビドラマにもなっている。
<最終プレゼン 選出チーム>
【小中学生部門(4組)】
チーム名:おさななじみ(ITTO個別指導学院宮城 名取東校/小6)
チャレンジ内容:中学生になるための準備として、自信貯金ポイントを100ポイント
以上貯めます!
チャレンジ説明:「中学生になるのが怖い…」、漠然とした不安を抱えていた小学生2人が、春の入学に向けてチャレンジ。自分の中の「中学生になる不安」と向き合い、何を準備したら、自信をもって中学生活をスタートできるのか。中学生にアンケートをとるなど、行動を起こていきます。果たして2人は、この春、胸を張って中学生になることができたのでしょうか!?
チーム名:GO!(ITTO個別指導学院 深沢校/中2)
チャレンジ内容:悪口を言う回数を減らします!
チャレンジ説明:「悪口を言わない」。とてもシンプルなチャレンジのようですが、実は簡単ではありません。チャレンジャーたちは、この目標を2年越しで実行してきたのです。悪口を言う回数をカウント、記録しながら続けていった活動は、4人のチャレンジャーのどのように変えていったのでしょうか。その内面の成長と変化を発表します。
チーム名:Forever friends(ITTO個別指導学院 名取東校/小5)
チャレンジ内容:3人でオリジナルの朗読劇を作ります!
チャレンジ説明:小学5年生の3人が相乗効果を発揮してオリジナルの朗読劇を作ることにチャレンジ!まだ、歴史を習っていないにもかかわらず、江戸時代をテーマにし、当時の生活様式について調べ、発表会をしながら知識を深めることに取り組みました。一人何役もこなしながらの、台本作成や収録…。その道のりは平たんなものではありませんでした。3人はどのように朗読劇を作り上げたのでしょうか?
チーム名:みかん畑(ITTO個別指導学院 上用賀校/小5、6)
チャレンジ内容:知識を身に付けて「世界遺産検定」4級合格!
チャレンジ説明:中学生以上ではないと受からないといわれる「世界遺産検定4級」に、小学生チーム4名が果敢に挑戦!「苦手な暗記を克服したい!」と全員一致でチャレンジを決めたものの、複数の壁が立ちはだかります。短期間で難しい知識、苦手な暗記に立ち向かうという一筋縄ではいかないチャレンジ。そんな壁を乗り越えるには、ある大事な考え方が力になりました。それは何だったのでしょうか。
【高校生部門(4組)】
チーム名:さき(創成館高等学校/高2)
チャレンジ内容:県外で被爆体験の交流証言講話を行う
チャレンジ説明:被爆地長崎県に住む高校生として、被爆体験を語り継ぐことで、長崎だけではなく、県外でも平和について学ぶ人が増えてほしい。その想いから、「被爆体験の交流証言講話者」への立候補にチャレンジします。被爆者の被爆体験を引き継ぎ、次世代の証言者としてスピーチした彼女のチャレンジは、その後どのような影響力の輪を広げていったのでしょうか。
チーム名:TE2(ITTO個別指導学院 上用賀校/高2)
チャレンジ内容:笹塚駅をモデルに鉄道騒音の改善策を考えレポートにまとめる
チャレンジ説明:都内の学習塾に通う、高校生。そんな彼が気になったことは「鉄道の騒音」。普段何気なく過ごしていると気づかない「不」に疑問を持った彼は、地元の駅を参考に、騒音の改善策を考えレポートにまとめることにチャレンジしました。客観的な事実をもとに、レポートを作成していくことで、彼にはある大きな気づきがあったようです。
チーム名:もったいないねえさん(岡山学芸館高等学校/高1)
チャレンジ内容:身近な食品ロスについて解決するための活動に挑戦する
チャレンジ説明:食品ロスという社会問題、高校生の自分たちでもできることがあるはず!と始めたチャレンジ。仮説を立て調査を進めていく中で、問題は自分たちの身近な「食堂」でも発生していたという事実を発見しショックを受けます。問題を解決するためできることは何なのか?そのチャレンジを動画に記録しながら進めた実録アリのチャレンジです。
チーム名:理性的なボクサー(京都両洋高等学校/高2)
チャレンジ内容:ジェンダーに関する本を読んでレポートを5つ以上書く
チャレンジ説明:中国からの留学生が、「ジェンダー問題」について関心を深めようと、書籍、新聞、ネット記事などで調べることにチャレンジしました。日本語を学習する中、日常会話レベルとは違う専門的な文章と悪戦苦闘しながら得たものとは何だったのでしょうか?
<チャレンジカップ2022最終プレゼンテーション 概要>
開催日時:2022年4月23日(土) 13:00~15:30
開催方法:オンライン(Zoom)
観覧:自由/無料
観覧申し込み:以下のWebより申し込む
最終審査員:
小林さやか氏(ベストセラー書籍『ビリギャル』主人公)
西村創一朗氏(複業研究家/HRマーケター)
中島博司氏(一般社団法人アクティブ・ラーニング協会代表理事)
尾上幸裕氏(チャレンジカップ実行委員長/㈱FCEエデュケーション代表取締役)
主催:株式会社FCEエデュケーション