消防車等の開発・製造・販売等を手掛けるモリタホールディングスは「第17回未来の消防車アイデアコンテスト」の入賞作品を発表。最優秀賞には千葉県流山市在住の永井秀弥さん(小3 応募当時)の「一家に一台あると安心な忍者型消火車」が選ばれた。
■小学生が考えたアイデア豊富な消防車を募集
「第17回未来の消防車アイデアコンテスト」は全国の小学生を対象に、夢のある「未来の消防車」をテーマとした作品を募集。2005年より毎年開催しており、「消防車にこんな機能があったらいいのに」「こんな消防車だったらかっこいいのに」など、小学生の豊かな想像力でアイデア豊富な「未来の消防車」が寄せられた。
■1617点の応募作品の中から7点が入賞
「第17回 未来の消防車アイデアコンテスト」では2022年1月14日から3月10日までの募集期間に1,617点の応募が寄せられ、厳正なる審査の結果、7点の入賞作品を選出した。最優秀賞に選ばれた永井秀弥さんには、モリタオリジナルグッズプレゼントのほか、モリタ三田工場(兵庫県三田市)での工場見学への招待を予定している。
<入賞作品>
【最優秀賞】
永井秀弥(ながい しゅうや)さん(8歳)
①雷の電気をつかって、電波で消防署に伝えられます(雷神の術)
②目のセンサーには超音波(コウモリ)・熱赤外線(ヘビ)・鼻には嗅覚(犬)内蔵で、
人を探したり、火事になる前の火も探します。
③コンクリートも切れるくらいの水を指さきからだして消火します(水でっぽうの術)
HとOで自分で作ります。
④おそうじもしてくれて、ゴミから発電します。毒ガスも吸って、発電もします。
その後きれいな空気を出します。
⑤夜は見まわりもしてくれます。
⑥たくさんの小型のロボットで救助します(分身の術)
⑦手が吸ばんになっていてかべをのぼれます(壁登りの術)
⑧空を飛んでだっ出できます(ムササビの術)
⑨ご用のないときは気配を消せます(かくれ身の術)
→忍者の術を現代の科学で小型にした一家に一台あると安心な忍者型消火車です。
AIで自動で消火してくれるので安全だと思います。
【優秀賞】
川越凜太郎(かわごえ りんたろう)さん(8歳)
ぼくはしょうぼう車が小さいころから大好きでかっこいいところをなくさずもっとかっこよくなるように考えました。赤色灯がとくに大好きなので、たくさん色いろなかっこいい赤色灯をつけました。一番がんばったところは、「スケルトンぶ分」です。レッドスケルトンに見えるようにかくのが大へんでした。見てほしいところは「あわをとばして消火できるところ」です。ここは超遠きょりでも超強力に消火ができるので一おしです。みらいのしょうぼう車がこれからもっとかっこよくなるのが楽しみです!!
春田健太朗(はるた けんたろう)さん(10歳)
せんとうにタコがついていてくずれたものやくずれてもえているものがあったらきゅうばんでくっつけてスミで火を消す。というきかいをつくりました。
【佳作】
吉川総一郎(よしかわ そういちろう)さん(10歳)
街の中の火災や森林火災など、どんな場所でも対応できるロボット型へ変形できる消防車を考えました。ロボット型にすることで消防士さんの身を守りながら安全に作業ができると思いました。AIが消火剤を判断することで現場到着後すぐに消火に取りかかることができ消防士さんは活動に集中できます。ぼくは将来消防士になりたいのでこんな消防車に乗って消火活動したいと思いながら描きました。
小松蓮奈(こまつ れな)さん(12歳)
消防車がすぐに人を助けられるよう、うしろの部分を飛べるように「飛行機型」にしたところを工夫しました。
【アイデア賞】
大北隼矢(おおきた じゅんや)さん(11歳)
「犬のおまわりさん」がいるなら、「猫の消防士さん」や「猫の消防車さん」がいてもいいと思った。また、猫の姿をした消防車なら、火災や災害時にも、人の心をいやしたり、子どもたちに元気をあたえるんじゃないかと考えた。
野中 蒼生(のなか あおい)さん(12歳)
運転席らへんを一番頑張って描いた。
キャタピラ、フリーWi-Fiがついているところが評価ポイントです。
<コンテスト概要>
コンテスト名:第17回未来の消防車アイデアコンテスト
応募概要:夢のある「未来の消防車」をテーマとした作品
応募期間:2022年1月14日(金)~2022年3月10日(木)
応募資格:日本国内在住の小学生
受賞者数:最優秀賞1名、優秀賞2名、佳作2名、アイデア賞2名