フルノシステムズは5月11日(水)から13日(金)、東京ビッグサイト西展示棟で開催される「第13回教育総合展(EDIX)東京」において、ブース内スタジオからオンラインでセミナーを配信する。
■1人1台の端末環境で求められる課題とは
アフターGIGAの課題として、1人１台の端末環境になり、本格的な教育活動が展開される中、子供の学びを保障するために「ICT活用における運用面の支援」や「情報活用能力の育成」さらには、「コンテンツ指導内容の改善」などが求められる。
■ブース内特設スタジオから全12回のオンラインセミナーを配信
フルノシステムズはEDIX東京2022の会場に来場できない人や、展示会場に来場した人に向けて、ブース内の特設スタジオから、コンテンツ、ネットワーク、セキュリティの3つをテーマとした合計12回のオンラインセミナーを開催する。
■Wi-Fiトラブルのポイントやオンライン配信のコツなどを紹介
現在、ICT授業を行っている教員や文教ビジネスを展開している人に向けて、Wi-Fiトラブルのポイントやオンライン配信のコツ、また子供たちが学びながら解決していく課題解決の方法など、具体的事例をもと講演が配信される。
＜セミナー参加方法＞
以下のWebの視聴を希望するセミナーの「参加する」から予約する。
＜オンライン配信セミナー プログラム＞
【5月11日(水)】
10:30～11:00
『ネットワークアセスメント項目からみるトラブル解決のコツ』
登壇者：フルノシステムズ 営業技術部 西日本営業技術課 技術主任 中山裕隆氏
2021年3月に(一社)日本インターネットプロバイダ協会から、児童生徒が安定したネットワーク環境の下で、ICTを活用した授業が行えるようにするため、各学校が設置した自らのネットワーク環境評価を行うにあたり、ネットワークアセスメント項目を整理した。今回は、その中から今後トラブルが想定されると思われる重点項目をピックアップし、ネットワークトラブル解決のコツを提示。
13:30～14:00
『ICT活用を通じて授業改善を実現するために』
登壇者：茨城大学 教育学部 小林祐紀准教授
GIGAスクール構想によって整備されたICT環境をいかに活用するか、という点から各学校の教員たちによる様々な取組が試行されてきた。従って2021年度は、いわば活用が目的的となっていた時期といえる。しかしながらGIGAスクール構想のねらいを確認してみると、「創造性を育む学びを実現する」と示されており、このことは授業者の視点に立てば、今後ますます授業を「創造」する力が教員に求められるといえる。本講演では、ICT活用を通じて授業改善を実現するための視点や具体的な取組について解説する。
14:30～15:00
『Shuffle.を活用した個別最適な学習モデル』
登壇者：MAZDA Incredible Lab CEO 松田孝氏
GIGAスクール構想の本格実施2年目。新年度がスタートして既に当たり前に情報端末と通信ネットワークを使った授業実践を展開している学校、地域が多くあるだろう。果たしてその授業実践が、学習指導要領が打ち出す3つの柱のどの資質・能力を育成することに繋がっているかを、今一度問い直したい。既存の学習過程にICTを使うことを当て嵌めるだけでは、最も重要な柱である「学びに向かう力」を涵養することはできない。個別最適な学びは、学習活動を振り返るメタ認知活動をそのスタートとして、子供が自らの学びを「学びに向かう力」の核となる「自己調整力」の観点から自己評価することで育まれる。このプロセスこそが真の個別最適な学習モデルであることを提案する。
15:30～16:00
『配信でひろがる授業や行事の可能性』
登壇者：ローランド ビジネスソリューション営業部 藤田直弘氏
オンライン授業やハイブリッド授業、さらには授業以外での活動での配信について、これから配信をはじめたい人から、既に始めて活用している人まで、どのように配信機器を活用できるのか事例を交えながら紹介する。
【5月12日(木)】
10:30～11:00
『DX時代につながる！Wi-Fi6と無線LANトラブルシューティング』
登壇者：フルノシステムズ 営業技術部 西日本営業技術課 技術主任 中山裕隆氏
無線LAN最新規格のWi-Fi6アクセスポイントが登場したことで、無線LANの活用シーンが広がっている。Wi-Fi6アクセスポイントを上手に活用するための構築ポイントや注意点などを紹介。また、無線LANを安定通信させるためには、事前に設定項目を理解し、調整していくことが大事。導入後に想定されるトラブルを提示し、対策のコツを紹介する。
13:30～14:00
『ネクスト・GIGAの学びを支える教育環境』
登壇者：情報通信総合研究所 特別研究員 平井聡一郎氏
2021年度はGIGAスクール2年目となり、まず使う、とにかく使うという1年目から、いよいよ活用にフェーズが変わる。しかし、突貫工事で整備したGIGA端末や通信環境はいろいろと不具合が出ていることも事実。そこで、今年のEDIXはGIGAスクール構想が本来目指してきた学びのイメージを明確にし、それを実現するための環境整備について考える場とする。
14:30～15:00
『After GIGA〜情報活用能力とAIリテラシー』
登壇者：MAZDA Incredible Lab CEO 松田孝氏
情報活用能力は、学習指導要領総則において、言語能力と同様に「学習の基盤となる資質・能力」として位置付けられた。このことを受け、全国の教育委員会や学校は、「情報活用能力」の体系表を作成し、その実践を始めている。情報活用能力の内実は多岐に渡るが、私たちが普段入手・収集する情報そのものについての吟味が今一度必要である。情報には、1次情報、2次情報に加え3次情報、そして4次情報がある。4次情報とは、AIが個々人の特徴を解析して提供するレコメンド情報のことを指す。多くの人がスマートフォンを持ち、様々な判断・行動をする時にAIのレコメンド情報に多大な影響を受けている。Society5.0においてAIを有効かつ安全に利用できる「AI-Readyな社会」の形成者に育成するための情報活用能力の育成が喫緊の課題であることを提案する。
15:30～16:00
『わからないところがわからない！Wi-Fiセキュリティ、こんな間違いをしていま
せんか？』
登壇者：フルノシステムズ 第一営業部 営業二課 主任 外村明彦氏
「セキュリティ対策は万全」そう思っている人こそ要注意！見えないところに落とし穴が潜んでいる。昨年、文科省の情報セキュリティポリシーガイドラインが改訂されました。なぜ今セキュリティ強化が必要なのか？なぜ今のWi-Fiセキュリティではダメなのか？なぜガイドラインが改訂されたのか？無線のプロフェッショナル企業の営業が最新Wi-Fiセキュリティの秘訣を伝えるとともに、難しく、分かりづらいWi-Fiについての疑問を解決する。
【5月13日(金)】
10:30～11:00
『ネクスト・GIGAの学びを支える教育環境』
登壇者：情報通信総合研究所 特別研究員 平井聡一郎氏
2021年度はGIGAスクール2年目となり、まず使う、とにかく使うという1年目から、いよいよ活用にフェーズが変わる。しかし、突貫工事で整備したGIGA端末や通信環境はいろいろ不具合が出ていることも事実。そこで、今年のEDIXはGIGAスクール構想が本来目指してきた学びのイメージを明確にし、それを実現するための環境整備について考える場とする。
13:30～14:00
『「未来を創る」学びの実現をめざして』
登壇者：放送大学 佐藤幸江客員教授
教育におけるICT環境整備がOECD参加国の中で一番遅れていた日本が、GIGAスクール構想の実現により素晴らしい環境を手に入れた。「GIGA元年」の2021年度は、まずは「使ってみる」ことから始めた学校が多いという状況だった。そのような中、変化の激しい時代を生きる子供たちには、問題解決の手段としてタブレット端末を使いこなし、人と協働して解決していく力の育成が必要であることを訴え、いち早く新しい学びの創造をめざした学校や学級がある。そこでは、どのような学びが起こり、どのような子どもたちが育っているのか。「AfterGIGA」でめざす学習者のイメージを持てるように、具体的な事例を紹介し解説する。
14:30～15:10
『GIGAスクール構想を支えるネットワークの構築と校内配信システムの活用』
登壇者：西宮市教育委員会 教育研修課 吉田将司指導主事
2009年以降、大型提示装置の導入やPC教室へのタブレット端末配置など学校情報化推進に積極的に取り組んできた西宮市が、GIGAスクール構想への取組で目指す教育の情報化について紹介する。また、環境整備を進める中で直面したネットワーク課題への対応とフルノシステムズの動画配信対応アクセスポイントで実現したコロナ禍の学校活動を支える校内配信システムの活用について事例を交えて紹介する。
15:30～16:30
『【対談】サポート現場でわかった！安定通信させるための大事なポイント』
登壇者：
フルノシステムズ 営業技術部 西日本営業技術課 技術主任 中山裕隆氏
創源 執行役員 野村昌弘氏
無線LANがつながらないと経験したことはありませんか？無線LANが安定通信できない原因はいくつか代表的なものに分かれており、今回はユーザーの現場サポートで活躍してきた創源をゲストに迎えて、実際に現場であったトラブル事例や、その解決方法を対談形式で紹介する。対談形式のセミナーとなるので、チャットからの質問も受けつける。
