和歌山県すさみ町は「TECH PARK(テックパーク)」を展開するグルーヴノーツと協力し、デジタル教育促進イベント実証実験として小学3年生から中学生を対象に「テックパーク スプリングキャンプ2022inすさみ町」を5月21日(土)・22日(日)に開催する。また、4月25日(月)~27日(水)には、すさみ町立周参見小学校と周参見中学校でITの世界に触れる特別授業を実施する。
■子供たちにテクノロジーを学ぶ機会を
今後の社会では、テクノロジーのさらなる発展が予想されており、子供たちに「テクノロジーを活用して未来を切り拓く力」を育むことが重視される。しかし、すさみ町では子供たちにとってテクノロジーを学ぶ機会が十分にないという課題を抱えていた。
■企業と協力してデジタル教育促進イベント実証実験を展開
そこで、すさみ町は、最先端のテクノロジーを使った実践的な学びを得意とするグルーヴノーツのテックパークと共同で、デジタル教育促進イベント実証実験に取り組むことを決定した。
■最新のテクノロジーを使って自発性や創造性を育てる教育プログラムを提供
テックパークは単に知識を身に付けるだけでなく、最新のAIやプログラミング、デジタルファブ、デザインなど様々なテクノロジーを使って遊びながらものづくりをする中で、自発性や創造性を育てる教育プログラムを提供する。
■イベントを通じて多くのテクノロジーに触れる
この実証実験ではテクノロジーを楽しむことをコンセプトに、テックパークの教育プログラムを通じて、子供たちがたくさんのテクノロジーに触れることで、テクノロジーへの興味や好奇心を引き出し、テクノロジーを活用する意識と力を育む機会の創出が目指される。
<テックパーク スプリングキャンプ2022inすさみ町 概要>
開催日程:2022年5月21日(土)・22日(日)
午前の部 10:00~12:00、午後の部 15:00~17:00
参加対象:小学3年生から中学生
参加費:無料(すさみ町デジタル教育促進イベント実証実験のため)
開催場所:すさみ町総合センター(和歌山県西牟婁郡すさみ町周参見4120-1)
プログラム内容:
【AI×プログラミング】テックパークオリジナルのAIプログラミングキット「AIブロ
ック」を使って、身の回りにある課題を解決するアプリを作成する。「AIってなんだ
ろう?」というリテラシーから活用する力を養う。
【プログラミング】パズルのようにブロックを繋げるビジュアルプログラミングで
ミニゲームを制作する。自分が意図する動きを表現するために論理的に考えていく
力を養う。
【デジタルファブ】プレゼンテーションツールを使ってデザインしたデータをもとに、
ものづくりを行う。テクノロジーを使ったものづくりの楽しさを体験する。
【3DCGモデリング】3Dモデリングソフトを使って、立体的な図形を描いていく
ことで空間認識力を伸ばす。
主催:すさみ町、グルーヴノーツ(テックパーク事業)
詳細・申込み:以下のWebで確認・申し込む
<すさみ町 坂本祐二教育長 コメント>
すさみ町では子供たちが遊びや勉強、趣味などの様々な体験を通じて、豊かな感性を育む教育に取り組んでいます。一方、今後の社会ではICTのさらなる発展が予想されており、子供たちの自分で未来を切り拓く力を育成することが重視されています。こうした社会環境の変化を踏まえて、子供たちにはITリテラシーを身につけ、社会の変化に柔軟に対応できる人材となれるようデジタル教育への取組が必要と考えます。
これらのことを実現していくために、教育の経験も持っているグルーヴノーツの力を借りて、すさみ町の子供たちのために継続的なデジタル教育を行う場の開設を行っていこうと思います。
<ITに関する特別授業 概要>
開催日程:2022年4月25日(月)・26日(火)・27日(水)のうち学年ごとに1講座
開催場所:すさみ町立周参見小学校、すさみ町立周参見中学校
対象:周参見小学校の3年生から6年生、周参見中学校の全学年
講師:グルーヴノーツ(テックパーク事業)
体験内容:【デジタルデザイン】プレゼンテーションツールを使って、文字や図形を
組み合せてデジタル表現を学ぶ。楽しく遊びながらタイピングの習得にもつながる。