武蔵野大学はブランドステートメント「世界の幸せをカタチにする。」を実現する人材、すなわち“ハピネス・クリエイター(Happiness Creator)”の育成と輩出を目指し、新たな教育手法「響学スパイラル(The Enhanced Learning Cycle)」を開始した。
■「響き合い、高め合うスパイラル」の3要素を「響学」と表現
響学スパイラルは教職協働の委員会によって開発した、全学一貫で取り組む武蔵野大学独自の学修法。同学のブランドビジョン「響き合い、高め合うスパイラル」を礎として、その3要素「感性を磨き合う」「知恵を開き合う」「響創力を高め合う」を「響学」と表現している。
■4つのステップを繰り返し、互いに学び合う
響学スパイラルの主役である学生は、4つのステップ「問う」⇒「考動する」⇒「カタチにする」⇒「見つめ直す」という一連の活動を繰り返すことで互いに学び合うことができる。
■武蔵野大学響学開発センターで「響学スパイラル」を全学推進
4月1日(金)に設置された「武蔵野大学響学開発センター」では「響学スパイラル」推進の中心的な役割を担い、エビデンスに基づく効果的な教育手法を展開。「響学スパイラル」を全学推進し、教員の意識向上とスキルアップを図るとともに学生の学びをさらに支援する。
【響学スパイラルの各ステップに該当する学修活動の事例】
<武蔵野大学響学開発センター長 村松陸雄氏 コメント>
武蔵野大学の財産は、その「多様性」です。響学開発センターは多彩な専門分野の先生方や多様なバックグランドを持つ学生たちが互いに響き合い、キャンパス内の至る所でジャズセッションのような知の協奏を愉しむことが自然発生的に生起する環境づくりを行います。サステナブルな未来社会の実現等、社会の諸問題解決のために不可欠な学際研究・異分野融合を推進するための高等教育の基盤づくりに尽力していきます。