京都府選挙管理委員会は若者の政治離れの実態を把握すべく、4月10日(日)に行われる「京都府知事選挙」の広報PRを展開。京都の6つの大学の入学式で、新入生を対象として、投票に「行くかも」「行かないかも」のどちらかを選ぶアンケート調査を実施した。
■6大学の908人に京都府知事選挙の投票に行くかを質問
調査を実施したのは、京都大学、京都府立大学、京都府立医科大学、立命館大学、龍谷大学、京都文教大学の6大学。計908人の新入生が回答した。投票日を目前に控えた「京都府知事選挙」への投票参加の意向を問うため「行く」か「行かない」かを質問した。
■約6割の学生が「行くかも」と回答
その結果、選挙に「行くかも」と答えた大学生は573人で全体の63.1%、「行かないかも」と答えた大学生は335人で全体の36.9%となった。2018年に行われた「京都府知事選挙」の投票率35.17%を上回る結果となった。
■はじめての選挙だから興味があるという回答も
京都府知事選に『行くかも』と回答した大学生に理由を聞いてみると、「当然行くものだと思っている」「親に言われるから」といった意見や、「はじめての選挙だから興味がある」などのような若者らしい意見も見られた。
■期日前投票済ませるなど意識の高さも
また「既に期日前投票済ませた」と答えた学生もおり、京都府知事選挙に対する意識の高さが窺える。『行かないかも』と回答した大学生に理由を聞いてみると「良くわからない」「立候補者を知らない」「自分が投票しても、なにも変わらなそう」などの意見があった。
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